競馬において大きなイベントであり、節目でもあるのが重賞競走。競走馬やその関係者は重賞競走に勝つことがひとつの目標であり、また、ファンは重賞制覇を目指す馬たちの行方に注目することでひとつのストーリーとして競馬を楽しむことが出来ます。
かつては他場同様に中長距離重賞が多く、体系も「サラ系」か「アラ系」という程度だったようですが、1997(平成9)年度に「重賞競走の体系化」が図られ、ダートグレード競走「黒船賞」の新設をはじめ、3歳三冠路線や距離系統を再編して充実させる取り組みが行われました。現在の高知けいばの重賞の骨格は概ねこの時に確立されたものです。
その後は高知競馬の経営危機に伴う縮小期や福山競馬との連携、地方競馬IPATや2歳新馬入厩促進を背景にした重賞新設などその時々の情勢に合わせて修正が図られています。
現在年間20競走が行われている高知けいばの重賞競走の歴史、位置付け、傾向などを各重賞ごとにご紹介します。
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