(2024年 馬場状態 5/6まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]7 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]17
レースライナー

令和5年度第10サイクル編成発表

2023年8月22日、高知競馬令和5年度第10サイクルの8月21日時点の編成が高知けいば公式ウェブサイトから発表された。今サイクルはナイター開催で4日間で編成され、合計45競走が予定されている。

日数開催日程開催日種別競走数
1日目第7回第1日2023年 8月26日(土)ナイター11
2日目第7回第2日2023年 8月27日(日)ナイター12
3日目第7回第3日2023年 9月 2日(土)ナイター11
4日目第7回第4日2023年 9月 3日(日)ナイター11

距離設定

8001300140016001900
A  AB混合1~3組 
B  1~3組  
C1   1~6組 
C2  1~7組  
C3上 1~5組   
C3下 6~11組   
3歳 2~10組  重賞
2歳新馬2~4組   

前サイクルは設定されなかったマイル戦が今回A級上位3組とC1級で実施。1300m戦を行うのはC3級と馬齢限定戦となる。

メイン競走は「黒潮菊花賞」

第10サイクルのメイン競走は、8月27日(日)第7競走に予定されている3歳重賞「第27回黒潮菊花賞」(3歳以上・1400m)。A級馬2頭をはじめ一般格付7頭、3歳格5頭が編成された。

「高知優駿」3着以内馬に優先出走権があり、優勝のユメノホノオと3着デステージョが該当。これまでの3歳限定戦の経過からもやはりこの2頭を中心視とするほかはない。ユメノホノオが14年ぶりの高知三冠馬となるか、デステージョがそれを阻止するかという1点であろう。
馬券的な焦点は3番手争いだが、世代主要競走への初参戦は3歳戦4連勝中、遅いデビューから連対パーフェクトのサンマルーンだが、一気の相手強化でレースの流れも変わるだけに対応できるか。似た境遇で「栴檀特別」に挑み跳ね返されたカリスマタイクーンはそれ以来。先導するであろうマリンジェミナイ、「魚梁瀬杉特別」2着入りのストロベリーツー、距離が伸びるとしぶとさが出るハチキンムスメ辺りまでは気になるところ。

2歳新馬戦

8月27日(日)第1競走に「2歳新馬」(2歳新馬 800m)が予定されており、9頭が編成されている。不成立となった前サイクルの新馬戦から4頭がスライドし、新たに5頭が加わった。能力検査の時計が少し抜けている馬もいるが、そこからどれくらい上積みがあるか。

その他の主な競走

8月26日(土)のメイン、第10競走には「処暑特別」(C2-1選抜馬 1400m)が予定されており、12頭が編成。飛び抜けて人気になりそうという馬はいないのではという混戦感のあるメンバーとなった。

8月27日(日)第10競走予定の「ナリヤラン特別」(C3-1選抜馬 1300m)は、12頭が編成。1番人気馬の苦戦が続くこの条件。田中守厩舎から編成された3頭はC3下で圧倒してきての選抜入りで人気を背負いそうだが、出走なら連闘になる馬もおり使い分けがあるのか、その辺り次第で上位人気をどの馬が背負うのかも変わってきそうである。

同日第11競走予定の「中津渓谷特別」(C1-1選抜馬 1600m)は、11頭の編成。実績最上位のデルマルーヴルは初戦の1400m戦は僅差勝ちであったが、200m伸びる距離がさらに人気を集める要素となりそう。ただ、相手も力を示している面々が揃っており、波乱の結果となる可能性も否定はできない。

9月2日(土)のメイン第10競走には「久喜橋特別」(B-1選抜馬 1400m)が予定されており、12頭が編成。グランドボヌール、フィードバックあたりがまずは目立ちそうではあるが、間隔が開いているマイネルユキツバキの出走次第という感もある。

9月3日(日)のメイン、第10競走予定の「サファイア特別」(A-1選抜馬 1600m)は、11頭が編成。次のサイクルに重賞「珊瑚冠賞」があり、そこへの試金石ともなりそうである。アポロティアモが出走する場合は最上位競走4連勝中で別定ハンデ2kgを持った58kgとなるが、重賞でも勝っている距離であり、状態次第では。距離が伸びてよさそうな面々が多い中、転入初戦圧勝のアヴァンティストがこのメンバーでどのようなパフォーマンスを見せるか、出走ならこちらも注目といえる。

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