(2024年 馬場状態 5/14まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]8 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]18
レースライナー

令和5年度第7サイクル前半出馬表発表

2023年7月8日(土)、9日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。当初編成どおり、8日は12レース、9日は11レースが開催される。

準重賞競走

8日のメイン競走となる準重賞競走「グランディールレディスシリーズ ヴェガ特別」(3歳以上牝馬・1300m)は当初編成通りの12頭フルゲート。別定重量戦であり、A級56kg、B級55kg、C1級以下54kgの負担重量で争われる。

4月の「スピカ特別」ではサノハニーの2着に敗れたが前走のB級選抜では実績馬スリーグランドを破ったジョウショーリードが目立つ存在。A級に上がり56kgとなったが充実感がある。コパノフランシスはハイペースで逃げた前走A級特別でも3着に残しており、連闘出走は調子の良さを買ったようにも見え。前年3歳世代の活躍馬アンティキティラとヴェレノは牝馬準重賞では結果が出ていないものの巻き返しなるか。
下級挑戦組からはハイペースでも逃げ粘る姿を数多く見せてきたミーハディビーナがC1格付の斤量利と軽くなりそうな馬場を味方につけられても。

2歳新馬戦

9日の第1競走に今年4戦目となる2歳新馬戦(800m)。当初編成からグラインドアウト、スノーシャドゥ、ネバールーズロコ、ヤマワラウの4頭が回避し5頭立てとなった。
シンギングユキナは1度新馬戦を取り消しており仕切り直しとなる。

特別競走

引き続き新馬以外の2歳戦も特別競走。8日に2競走が組まれたが、今回は800m戦と1300m戦に分かれており距離が異なっている。

第1競走「アクイラ特別」(2歳-3・800m)は当初編成で2組にいたバウンティキャットが移り7頭立て。そのバウンティキャットは新馬戦を圧勝。今回も高いスピード性能を見せつけるか。2戦目で変わり身を見せたヨルノジョーオーも人気の一角となりそう。
なお北海道から転入初戦となるフィリアンディーズは今年の2歳転入馬第1号の出走となる。

第2競走「デルフィヌス特別」(2歳-2・1300m)は当初編成からバウンティキャットが3組に移動したため7頭立て。
テイクノート、バウンティキャットの新馬戦2、3着馬が今後の主戦場である1300m戦に早々と登場する形となったが、一方で唯一の転入馬となるリケアサブルは6月に門別の2歳新馬戦「フレッシュチャレンジ競走」を勝って即高知入りした異色の経歴を持っており、注目となりそう。

一方の古馬戦の特別競走。

8日の第10競走「小暑特別」(C2-1選抜馬・1400m)は、編成通りの12頭フルゲート。前回選抜2着ホワイトレッグスと3着ハーツジュニアが居残り、前走勝利3頭をはじめ、前走3着以内馬が集結している。
前走勝利3頭は全て田中 守厩舎の馬だが、転入初戦から無傷の3連勝中ナムラブルに注目が集まりそうだが、高知での連対外がない芦毛のエピックアンも人気となりそう。

9日の特別競走「スイレン特別」(C3-1選抜馬・1300m)はサクラカレントが回避し11頭立て。前回選抜3着のブラウナイルが居残り、残るは前走1、2着馬が揃った一戦。
3連勝中のシゲルハクチョウザが馬柱上は目立つが相手強化感もありここは試金石か。転入2戦目のシャープレシオやスリールサンセール、軽馬場に得意感のあるヒシエレガンスあたりにも注目が集まりそう。

9日(日)のメイン競走、「安和海岸特別」(C1-1選抜馬・1300m)は回避なく12頭フルゲート。前回選抜2着ジーマックスと3着のキョシンタンカイが残留し、前走3着以内馬が新たに選抜された。
打越勇児厩舎から4頭というメンバー構成で各馬実績が揃っているところだが、内目のジーマックスやホウオウジャッジも近走は強豪相手に善戦を見せており、その他の馬も割って入る余地はありそうにも。

今週の「一発逆転ファイナルレース」

8日は第11競走が最終となり、C2-6記者選抜の1300m戦。編成から回避なく12頭フルゲート。初記者選抜の馬はいない。また、近5走で最低1度は入着があるという面々となっている。

9日は第12競走でC3-6記者選抜の1300m戦。編成からブルーホープが回避したが4組からディープギルドンが移り12頭立てを維持。初記者選抜は4頭。一芸に秀でた個性のある馬が何頭もおり、一発を狙いたくなるメンバーとなった。

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