(2024年 馬場状態 4/29まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]6 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]16
レースライナー

[佐賀・ゴールドスプリント]ダノンジャスティス6着

2024年1月8日、佐賀競馬場で行われた地方全国交流の重賞競走「ニッカン・コム杯 第3回ゴールドスプリント」(4歳以上・1300m、晴・稍重・出走頭数12頭)に、高知けいばからダノンジャスティス(セン8・別府真司厩舎)が上田将司騎手の騎乗で出走し、6着となった。

ダノンジャスティス号(2023.11.19撮影)

レースは単勝3番人気に支持された佐賀のリーチ(牡6・真島正徳厩舎・石川 倭騎手騎乗)が中団から3~4コーナーで外を捲り、直線で2着のロンドンテソーロ(佐賀)に1馬身差をつけての差し切り勝ち。1着賞金700万円を獲得した。

単勝1番人気は大井生え抜きで昨年の船橋「船橋記念」で重賞勝ちを収め、その後も南関東の短距離重賞の常連であるティアラフォーカスが2.3倍とやや抜け気味の単勝オッズとなる。これにJRAオープンから大井を経て昨年春に転入し、11月の短距離重賞「ウインターチャンピオン」を勝利したロンドンテソーロが単勝オッズ3.5倍の2番人気で続く。そして北海道から昨年終盤に佐賀へ移籍し、近走は短距離にシフトしていた重賞2勝馬のリーチが4.4倍の3番人気となった。

一方、「ゴールドスプリント」には第1回から皆勤のダノンジャスティスだが秋の園田「兵庫ゴールドカップ」勝ちの後の地元2戦は入着前後と奮っておらず、単勝6番人気14.3倍というオッズでの出走となった。

レースは序盤からテンの早い地元のロトヴィグラスとロンドンテソーロが抜け出し、大外のダノンジャスティスもこれに取りつく形となるが、後続も前に固まったことで先団が大きな集団となってレースが進む。レース後半に内からティアラフォーカスが先頭に取りつくと、ロンドンテソーロもスパートをかけてこの2頭が先頭で直線へ。しかし、3~4コーナーで中団から外を捲ったリーチが直線でも外を勢いよく伸びて前を捉えると最後は1馬身離しての勝利となった。一方、馬場の真ん中を伸びたロンドンテソーロは末脚の伸びを見せ、ティアラフォーカスを退けたが2着まで。内を上がったティアラフォーカスは直線の伸びが甘く3着となった。

先団の一角にいたダノンジャスティスは3コーナー過ぎで先頭集団がペースアップした際にごちゃついた所で後れを取る形となり、直線で少し盛り返す形は見せたものの6着での入線となった。

リーチは父グランプリボス、母スイートローレライ。2020年に北海道でデビューし、船橋を経て2022年の春には高知A級に在籍していた。その後再び北海道に戻った後、2023年終盤に佐賀へ移籍。今回が佐賀への転入2戦目で北海道在籍時の2020年「第19回鎌倉記念(SII)」以来となる重賞3勝目となった。通算成績は地方36戦8勝、JRA1戦0勝。

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