(2024年 馬場状態 7/6まで) [良]10 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]12 [重]15 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]23
高知馬遠征

笠松・オッズパークグランプリ2014でエプソムアーロン優勝!

2月28日(金)に笠松競馬場で行われた「オッズパークグランプリ2014」(地方全国交流競走)に高知からエプソムアーロン(雑賀正光厩舎/[兵]下原 理騎手鞍乗)とトーホウカイザー(別府真司厩舎/[金]畑中信司騎手鞍乗)の2頭が遠征。単勝3番人気につけていたエプソムアーロンが、1番人気の船橋・ナイキマドリードを最後の直線で捉えると、一気に突き放して1馬身半差の快勝。上位2頭がこれまでの笠松競馬場の1400mにおけるコースレコード(2002.11.26の中央交流重賞「第13回全日本サラブレッドカップ(GIII)でヤマカツスズランが記録した1分24秒3)を上回っていましたが、勝ったエプソムアーロンの勝ち時計1分23秒8がコースレコードとして新たに刻まれることとなりました。

 各地の持ち回り重賞となっているオッズパークグランプリでは、これまで高知所属馬の入着はあったものの、馬券圏内入り・勝利とも初の快挙となります。
(参考:過去の「オッズパークグランプリ」入着)
2008.7.7 福山1250m マリスブラッシュ 5着
2009.7.16 園田1400m セトノヒット 4着

 本競走の1着賞金は現在の地方競馬では比較的高額の部類とされる1000万円。笠松の賞金は60%換算となるため、600万円が番組賞金に加算されます。なお、他場重賞競走優勝馬は、次回出走時には最上級格への強制編成となるルールの対象となりますが、強制される以前にもう誰がどう見ても最上級です…(^-^;)

エプソムアーロン 番組賞金6,510,000+(10,000,000×0.6=6,000,000)=12,510,000(A)

 エプソムアーロンの番組賞金がついに1000万円の大台を突破。春の番組賞金再計算で消える賞金がないため、しばらくは1000万円台を維持することになりそう。ただ、現時点では転入後未出走のズンダモチがまだ上なので、番組賞金上は高知の上から2番目となっています。

(2014.2.28 現地で撮影)

 レース終了後、口取り式が行われる前に、カメラの砲列の中、優勝レイのゆがみを雑賀正光調教師に直してもらうエプソムアーロン。これで重賞は5勝目ですが、高知では優勝馬の口取り式は「黒船賞」以外ではなく、園田で遠征勝ちした昨年の「園田FCスプリント」は口取りはあったものの雨の中と、晴れたところでのお披露目の機会がなかったのですが、笠松でそれがかないました。レースが終わってもなんか風格があるというか、堂々としたいい馬だなあと見とれていました。暴れるような素振りはまったくみせなかったですし。

 次走はいよいよ中央勢を地元に迎えての「黒船賞」となります。個人的にはエプソムアーロンに最大の期待をこめつつ、ではありますが、3頭の高知所属馬が好成績を上げてくれることを期待して、黒船賞を楽しみに待ちたいと思います。

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