4月20日(日)に佐賀競馬場で行われた3歳牝馬重賞「第13回ル・プランタン賞(S1)」(地方全国交流競走)に、高知競馬からクロスオーバー(別府真司厩舎/別府真衣騎手鞍乗)が出走。前走の船橋競馬場「マリーンカップ」への遠征から約10日ほどでの出走となり、単勝3番人気とやや上位とは差がある人気ながら、終始レースを引っ張る競馬を見せ、最後の直線では他馬を突き放す末脚も披露して、後続に2馬身差をつけての優勝を飾りました。佐賀競馬場への2度の重賞遠征で2度とも優勝と佐賀巧者ぶりを見せ付けたほか、鞍乗の別府真衣騎手も、3月の騎手交流「なでしこチャレンジカップ」での不完全燃焼を払拭する完璧な騎乗を見せました。
なお、本競走は全8戦のポイント制で行われる世代別牝馬重賞シリーズ「グランダム・ジャパン2014」3歳シーズンの指定競走となっており、このシリーズの「所属以外の他地区」での1着ポイント15ポイントも獲得。現時点では暫定トップとなっています。なお、残り5戦のうち1戦以上出走すれば表彰対象となり、最終的にポイント上位3頭となればボーナス賞金を獲得することとなります。
本競走の1着賞金は300万円。高知の番組賞金計算では、佐賀の賞金は70%換算となるため、一気に210万円が番組賞金に加算されます。これで、一気に番組賞金はA級のボーダーラインをはるかに突破し、今年の3歳馬の中で、A級昇級第1号となっています。
クロスオーバー 番組賞金 1,735,000+(3,000,000×0.7=2,100,000)=3,835,000(B→A)
前の人を避けきれずに映りこんでしまってますが、阪神競馬場でのクロスオーバーと別府真衣騎手のコンビを。活躍が続くと、なかなか高知に行けない当方の手持ち写真が弾切れを起こしてしまいますが、それくらいの活躍を今後も期待しましょう。