(2024年 馬場状態 9/7まで) [良]15 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]14 [重]15 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]25
高知馬遠征

盛岡・第15回OROカップでファイアーフロート3着

9月29日、盛岡競馬場で行われた「岩手県知事杯 第15回OROカップ」にファイアーフロートが赤岡修次騎手とともに遠征。中央芝実績の高さから単勝は1番人気に推されたものの、レースは川崎のナターレが連覇。ファイアーフロートは地元馬ハカタドンタクに次ぐ3着でした。このレースへの高知馬の遠征自体ががはじめてだったようです(現在高知所属のマチカネカミカゼが2011年に2着しているが、当時はホッカイドウ所属)。

さて、従来高知競馬の番組賞金の算定では、高知所属馬が他場に遠征して賞金を獲得しても、人馬交流が多数行われていた福山競馬の一般競走が60%換算される以外は、一切算入しないというルールが設定されていました。これにより、遠征ばかりしている馬は、高知での番組賞金は貯まらない、他場在籍時の賞金は時間とともに減っていくという流れで、結果格付けが異様に低いという状況がありましたが、今年度よりそのルールはなくなり、遠征で獲得した賞金も転入時に使われる他場賞金と同じ換算レートにかけられて番組賞金に算入されています。

今回の「OROカップ」でファイアーフロートは3着賞金650,000円を獲得(地元古馬重賞の1着賞金より高い(汗))。ここまでの手持ちの番組賞金は8,390,000円と2位のグランシュヴァリエ(6,794,000円)を既に大きく引き離してトップにたっていましたが、この差をさらに広げることとなりました。今回の岩手は換算率50%のため、325,000円が加算され、8,715,000円となりました。

なお、この莫大な番組賞金の内訳としては、昨年10月の中央オープン特別「信越ステークス」に勝利して得た21,000,000円(本賞金のみ)の3割換算分が8割を占めています。これが消えるのは平成27年の春。そこまで現役を続けていれば…まあ今の力ならもっと賞金は稼げてるでしょうから、高知にいる限り、A級は維持しそう。番組賞金の面では、とんでもない転入馬でも来ない限り、ファイアーフロートの天下が続きそうです。…といいつつ、グランシュヴァリエの巻き返しも十分あり得ますし、コスモワッチミーが遠征で金星を挙げれば、あるいはトップ交代もあるやも。このランキングもここだけで注目していきます。

(番組賞金ベスト5) 2013/9/30現在
ファイアーフロート 牡7 8,715,000
グランシュヴァリエ 牡8 6,794,000
ファンドリカップ   牡7 6,698,000
コスモワッチミー  牡5 6,432,000
スマートターゲット 牝6 5,022,000

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