高知競馬のレース編成は「高知競馬番組編成要領」(公式サイトに掲載)により、期間を1~6日間として年間26サイクル行われるとされており、1サイクルの中ですべてのクラスの競走が必ず1回ずつ行われるように組まれています。ただ、現在は連闘馬限定の「二走目」戦を適宜組み合わせても4日あれば十分回せるため、基本的に1サイクルは4日としており、週2回開催が基本であることから、2週間で1サイクルが回る形となります。そのため、開催回数の第○回ごとに1サイクルという形にはなっていません(1開催は通常6日間)。
ですが、9月27日に発表された第13サイクルは、前週が休みだったこともあってか変則的になっており、出走頭数が多いため、二走目を組まずとも既に32レース(A級3、B級4、C1級4、C2級7、C3級13、3歳重賞1)が組めています。で、日程的な兼ね合いもあるのか、今回は32レースを3日間に振り分け、10月5日、6日の2日間に加え、当初開催予定のなかった7日(月)も本場開催を行い、週をまたがずこの3日連続開催だけで第13サイクルは終了となる形になっています。
さらに、今回は番組賞金の計算起点が変わって最初の開催となるため、番組賞金順での競走馬の序列が大きく変わっていることから、いわゆる選抜戦は一切組まれず、すべて本則の「番組賞金および競走成績により編成(要領6の(5)ア(ア))」されたレースのみとなっています。で、こちらで作成している在籍馬が五十音順に並んだ表計算シートに編成されたレース名を入れ、それを番組賞金順に並び変えると…、見事なまでにキレイにレースの上位から下位に並びました。…まあそういう風に編成するって書いてあるんだから当然なんですが、並んだ瞬間は結構快感だったw。ちなみに、高知競馬公式サイトの編成状況に乗っている各レースの出走馬の順番もちゃんと賞金順に並んでいました。
で、組分けの編成ですが、これはなるべくフルゲートに近く、かつ各組が均一の頭数になるように組分けの数を調整にしてる感じ…。A級は出走27頭で各組9頭で3組。B級は47頭で、1~3組が12頭、4組を11頭…。ただ、余りや足らずをどの組にするというのは一律ではなく、その辺は何らかの基準があるのかはわかりませんが、編成の裁量しだいという感じでしょうか。
さて、今サイクルには重賞「黒潮菊花賞」も組まれているので、それは別項で。