(2024年 馬場状態 4/28まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]6 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]15
レースライナー

[名古屋・若草賞土古記念]モンサンラファータ3着

2024年3月14日、名古屋競馬場で行われた地方全国交流の重賞競走「GDJ2024 サンケイスポーツ杯 第22回若草賞土古記念(SPI)」(4歳以上牝馬オープン・1500m、晴・重・出走頭数10頭)に、高知けいばからモンサンラファータ(牝8・田中 守厩舎)が林 謙佑騎手の騎乗で出走し、終始好位に付けて最後まで粘り通した末、3着となった。

モンサンラファータ号(2023.10.29撮影)

レースは単勝2番人気に支持された大井のグレースルビー(牝7・堀 千亜樹厩舎・達城龍次騎手騎乗)が中団に位置どってから直線で末脚を伸ばし、2着のサーフズアップ(船橋)に2馬身半差をつけて勝利。1着賞金700万円を獲得した。

単勝1番人気に支持されたのは前走は長期休養明け初戦ではじめての笠松遠征も勝利し、デビューから9戦全勝で10連勝を狙う地元愛知のセブンカラーズ(牝4・川西 毅厩舎)が1.3倍のオッズとなり圧倒的な支持を得た。
続く2番人気は前走の笠松「ブルーリボンマイル」で重賞初制覇を果たして中8日で再び名古屋へ遠征してきた大井のグレースルビーで単勝5.1倍。
3番人気はJRAからの転入後6勝2着1回のパーフェクト連対を継続、前走のJRA1勝クラス交流にも勝利していた愛知のアプサラー(牝5・迫田清美厩舎)が7.7倍のオッズとなった。

一方、1月の準重賞「ベラトリックス特別」の勝利以来約2か月ぶりとなるモンサンラファータは単勝36.4倍で6番人気での出走となった。

レースはセブンカラーズがハナを取るものの外の2番手にモンサンラファータ、さらにその外にアプサラーが付ける展開となる。セブンカラーズは4コーナーで後続に少し差を付ける形となるが、先行勢に加え、先団を見る形で進めていたサーフズアップ(船橋)と中団から内を伸びてきたグレースルビーが外に進路を取る形で前をうかがう。
直線に入るとセブンカラーズの脚色が鈍り、逆にグレースルビーは一気に末脚を発揮して前を捉えて突き放す競馬を見せ、共に直線は外を伸びたサーフズアップを2馬身半突き放す形で2週連続の遠征重賞勝利を飾った。2着には勝ち馬には伸び脚が及ばなかったものの、先行勢を捉えたサーフズアップが入り、前々で粘ったモンサンラファータはセブンカラーズをゴール前で交わして3着に入った。セブンカラーズは4着に敗れデビューからの連勝が9で止まった。

グレースルビーは父ジャスタウェイ、母アナバシュドチャーム。2019年にJRAデビューし、2023年に大井へ移籍。通算成績は38戦6勝(うちJRA26戦2勝)。重賞は前週に遠征した笠松「第1回ブルーリボンマイル(SPI)」に続く2勝目となった。

なお、モンサンラファータは賞金100万円を獲得。高知けいばの番組賞金には愛知の競走として9割換算された、90万円が加算される。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

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