(2024年 馬場状態 11/17まで) [良]18 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]19 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
レースライナー

[大井・レディスプレリュード]アンティキティラ8着もグランダム・ジャパン3位

2023年10月5日、大井競馬場で行われたダートグレード競走「第20回レディスプレリュード(JpnII)」(3歳以上牝馬選定馬・1800m、曇・不良・出走頭数10頭)に、高知けいばからアンティキティラ(牝4・別府真司厩舎)が多田羅誠也騎手の騎乗で出走し、8着での入線となった。
なお、本競走がシリーズ最終戦である「グランダム・ジャパン2023古馬シーズン」のポイントを7ポイント加算したアンティキティラは総合3位となり、馬主と調教師に対して総額100万円のボーナス賞金が贈られることとなった。

アンティキティラ号(2023.6.17撮影)

レースは単勝6番人気に支持されたJRAのアーテルアストレア(牝4・橋口慎介厩舎・武 豊騎手騎乗)がゴール前で末脚を伸ばし、2着のグランブリッジ(JRA)にクビ馬身差で勝利。1着賞金3,100万円を獲得した。

単勝1番人気を背負ったのは前走の川崎「スパーキングレディーカップ(JpnII)」こそ4着もダートグレード3勝のグランブリッジ(JRA)が1.8倍のオッズ。これに続いた2番人気には前走の川崎「スパーキングレディーカップ(JpnII)」2着のスピーディキック(大井)が4.4倍で続き、昨年の盛岡「JBCレディスクラシック(JpnI)」を制したヴァレーデラルナ(JRA)が7.2倍の3番人気となった。
唯一の地方他地区遠征馬であるアンティキティラは10番人気の単勝513.4倍となった。

レースはノーブルシルエット(大井)が先手を主張、テリオスベル(JRA)が2番手で絡む流れとなる。3コーナーでテリオスベルが先頭に立つと後続を離し逃げ込みを図るが後続も追い上げにかかり差が詰まってきたところで直線へ。
粘るテリオスベルを直線半ばでライオットガール(JRA)が交わして先頭に立つも、その外からグランブリッジが捉えるが、さらにその大外からアーテルアストレアが末脚を伸ばし、ゴール前で差し切っての勝利となった。2着グランブリッジ、3着ライオットガールと終盤に末脚を伸ばしたJRAの3頭で決着となった。

アンティキティラは序盤から抑え気味にレースを進めて後方での競馬となったが、最後の直線で鈍ることなく入線。8着でのゴールインとなった。

アーテルアストレアは父リーチザクラウン、母スターズインヘヴン。2021年JRAデビュー。通算成績はJRA13戦5勝、地方遠征は2戦目の参戦での初勝利となり、重賞初制覇を飾った。

一方、「グランダム・ジャパン2023 古馬シーズン」で23ポイントの2位に付けていたアンティキティラはダートグレード競走6着以下での2ポイントに加え、地方馬3番手での入線によるボーナスポイント5ポイントが加算され、合計30ポイントとなったことで、このレース5着スピーディキック(浦和)には追い越されたものの、その他のライバル馬のポイントが伸びなかったため3位入賞を果たしている。

高知所属馬の「グランダム・ジャパン」入賞は、2021年3歳シーズンで3位となったサンシェリダン以来となる。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

タイトルとURLをコピーしました