(2024年 馬場状態 5/6まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]7 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]17
レースライナー

[園田・兵庫ゴールドカップ]ダノンジャスティス優勝!

2023年10月20日、園田競馬場で行われた地方全国交流の重賞競走「第7回兵庫ゴールドカップ(重賞I)」(3歳以上登録馬・1230m、曇・稍重・出走頭数12頭)に、高知けいばからダノンジャスティス(セン7・別府真司厩舎)が上田将司騎手の騎乗で出走し、3番手から直線で伸びて粘る先行馬を差し切り、見事に優勝。1着賞金900万円を獲得した。

ダノンジャスティス号(2022.7.17撮影)

単勝1番人気に支持されたのは前走の大井「アフター5スター賞」で勝ち馬に0.2秒差と迫っていた南関東オープン勝ちのあるブラックストーム(大井)で2.4倍。これに前走の笠松遠征で「サマーカップ」を勝利し6連続連対中のパールプレミア(兵庫)が2番人気の3.2倍で続き、交流重賞の常連的存在で前走の浦和「プラチナカップ」も3着となった10歳の古豪ベストマッチョ(川崎)が4.9倍の3番人気となった。
一方園田巧者としては知られてきたダノンジャスティスは今回中11日の連闘で前走の地元戦は着外という成績もあってか、単勝8番人気で35.4倍という評価での出走となった。

レースは序盤に激しいハナ争いとなるが、パールプレミアが先頭、外2番手にベストマッチョが付き、この2頭が向う正面で離す形となる。ダノンジャスティスは内の3番手を進み、3コーナー過ぎから追い上げを図る。
直線に入りベストマッチョが先頭に立って粘り込みを図るが、馬場の中ほどをダノンジャスティスがぐんぐんと伸びてゴール前でベストマッチョを鮮やかに差し切り、クビ差での重賞勝利となった。ベストマッチョは2着となり、内目を追い上げたヴァヴィロフ(大井)が3着に浮上する結果となった。

ダノンジャスティスは父Kingman、母マンビア。2018年にJRAでデビュー後、2021年に高知移籍。通算成績は地方42戦5勝、JRA17戦3勝となった。重賞は2022年の園田「第19回園田チャレンジカップ(重賞II)」以来の2勝目となった。勝ち星もこの時以来となる。8度目の園田遠征ながら複勝圏外は2度だけと、低評価を跳ね返す相性の高さを見せた。

なお、高知けいばの番組賞金には兵庫の競走として7割換算された、630万円が加算される。また、他場重賞を勝利したため、次走を高知で走る場合はそのサイクル内で最上位の競走に編成先が指定されることになる。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

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