(2024年 馬場状態 5/6まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]7 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]17
レースライナー

[佐賀・西日本ダービー]ストレリチア2着、グラティアスグー9着

2023年9月10日、佐賀競馬場で行われた西日本地区交流の重賞競走「第8回西日本ダービー」(3歳所属場デビュー馬・2000m、小雨・雨・出走頭数11頭)に、高知けいばから2頭が出走。ストレリチア(牝3・別府真司厩舎)が畑中信司騎手の騎乗で出走し、先行策で粘って2着に入った。また、グラティアスグー(牡3・川野勇馬厩舎)は林 謙佑騎手の騎乗で9着となった。

ストレリチア号(2023.4.30撮影)
グラティアスグー号(2023.6.18撮影)

レースは単勝1番人気に支持された金沢のショウガタップリ(牝3・高橋俊之厩舎・吉原寛人騎手騎乗)が3コーナー過ぎに抜群の手応えで先頭に躍り出ると後続を突き放し、2着のストレリチアに6馬身差で勝利。1着賞金800万円を獲得した。

金沢でデビューから11連勝、前走の大井「黒潮盃」で6着のショウガタップリが単勝1.3倍の圧倒的1番人気となり、約3か月の休み明けながら「兵庫ダービー」で3着した兵庫のグロリアドーロが2番人気の6.3倍、「東海ダービー」で2着の笠松・ツミキヒトツが8.4倍で3番人気と続いた。
グラティアスグーは44.3倍で6番人気、ストレリチアは11番人気の164.4倍という単勝オッズとなった。

レースは佐賀・アウトライオスが主張して先行、ストレリチアが好位に続き、それを見る形でショウガタップリやグラティアスグーが続く展開。ゴール板過ぎで早めに外からグロリアドーロが位置を上げる。向正面でアストライオスが下がり一瞬ストレリチアが先頭になったところでショウガタップリが3コーナー過ぎで一気に先頭に。ペースアップにグロリアドーロが位置取りを下げ、ストレリチアは食い下がる形で直線に。
ショウガタップリは後続をあっさりちぎる形でそのまま圧勝のゴール。一方ストレリチアも緩むことなく後続に2馬身半差を付けて2着を確保。後続に迫られたグロリアドーロは粘り込んで3着を死守した。

序盤は先行勢を見る形で進めていたグラティアスグーは向正面で追走一杯となり、9着でのゴールとなった。

ショウガタップリは父エスポワールシチー、母ハートフルビコー。2022年デビューの金沢生え抜き馬、通算成績は13戦12勝となり、重賞は7勝目となった。
また、騎乗した吉原寛人騎手は佐賀の重賞競走に初めて勝利。これにより、現在開催されている平地地方競馬14場のうち、重賞勝利・勝利ともないのは姫路競馬場のみとなった。

なお、ストレリチアは賞金280万円を獲得。高知けいばの番組賞金には佐賀の競走として9割換算された、252万円が加算される。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

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