(2024年 馬場状態 5/14まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]8 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]18
レースライナー

倉兼育康騎手 調教師試験に合格

2023年7月14日、地方競馬全国協会より「令和5年度第1回調教師・免許試験」の新規合格者が発表され、倉兼育康騎手(細川忠義厩舎)が調教師試験に合格したことが発表された。調教師免許は8月1日付での交付となる。

倉兼育康騎手(2023.4.30撮影)

倉兼育康騎手は1975年11月10日生まれ。大分県出身の47歳。1995年10月9日に松下博昭厩舎所属で高知けいばの騎手としてデビュー。翌10日に初勝利。2021年9月21日には地方競馬通算2000勝を達成しており、7月14日時点の地方競馬通算成績は14880戦2111勝(ほかJRA1戦0勝)。重賞勝利はナナコロビヤオキ号で制した2022年「第11回土佐秋月賞」まで42勝。

2007年に日本人騎手初の韓国での期間限定騎乗を行い、後に多くの地方競馬騎手が行った韓国期間限定騎乗の草分け的存在としても知られる。韓国での期間限定騎乗では複数の重賞勝利をはじめ、2014年にはソウル競馬場の最優秀騎手を受賞。それを受け翌2015年にはNARグランプリの殊勲騎手賞にも輝いた。

後方待機からの鮮やかな追い込み勝ちを決めるスタイルから「追い込みのイク」の異名でも知られる。2019年からは高知けいば史上初の高知での獲得賞金1億円突破、重賞全距離制覇を達成したスペルマロン号の主戦騎手として活躍した。

現時点で引退式の日程は未定だが、調教師免許交付前最後の開催は7月30日となっている。

倉兼騎手引退後の高知けいば所属騎手は、現在期間限定騎乗中の多田羅誠也騎手、濱 尚美騎手を含めて23名となる。

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