9月20日に佐賀競馬場で行われた3歳重賞「第12回ロータスクラウン賞」に高知競馬からオトコノヒマツリ(牡3 雑賀正光厩舎/[佐]山口 勲騎手騎乗)とマイネルプレアデス(牡3 別府真司厩舎/[佐]渡辺博文騎手騎乗)の2頭が出走。高知優駿馬オトコノヒマツリは8月の大井「黒潮盃」以来のレースとなりましたが単勝3番人気に支持、一方、直近5走の3歳~C3で連続連対継続中と好調のマイネルプレアデスは単勝6番人気となりました。
レースは1番人気のマイネルジャストらが引っ張る展開となり、オトコノヒマツリは先団を見る形でじっくりと待つ形となります。2周目の向こう正面後半から上位がマイネルジャストとカシノゼウスの2頭に絞られ、一方オトコノヒマツリと並ぶビレッジカリビアンの2頭が追う形に変わるものの先頭との差は詰まらないまま。最後の直線で一気にマイネルジャストがスパートすると後続を圧倒、カシノゼウスの後退でオトコノヒマツリは2番手争いになりますが、ビレッジカリビアンに交わされ3着となりました。なお、マイネルプレアデスは終始後方での争いに終始し、9着に終わっています。また、昨年から今年にかけて高知に在籍していたマドヲアケレバが5着に入着しました。
本競走の3着賞金は16万2千円。高知競馬の番組賞金では佐賀の賞金は7割換算となるため、オトコノヒマツリの番組賞金に11万3千円が加算されます。
オトコノヒマツリ 番組賞金 1,265,000+(162,000×0.7=113,000)=1,378,000(B)
オトコノヒマツリは2戦続けて長い距離の遠征となりましたが、間隔的にも10月の黒潮菊花賞を目指すものと思われます。混沌としたままの今年の3歳戦線ですが、この距離経験と実績があれば人気の一角となることも予想されます。2冠なるか注目です。