(2024年 馬場状態 11/17まで) [良]18 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]19 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
高知馬遠征

笠松・第24回オグリキャップ記念でリワードレブロン優勝!

 4月30日(火)に笠松競馬場で行われた重賞「第24回オグリキャップ記念(SPⅠ)」(地方全国交流競走)に、高知競馬からリワードレブロン(雑賀正光厩舎/永森大智騎手鞍乗)が出走。ディフェンディングチャンピオンとして迎える今回の一戦ではありましたが、昨年の大井「東京記念」優勝のユーロビートをはじめ、各地の長距離実績馬や東海のエース格ノゾミダイヤなど相手も強力。それもあってか、予想記事に名前は上がるもどちらかといえば穴候補的な扱いで、結局前回ほどの人気薄ではないにせよ今回も単勝5番人気となりました。

レースは長距離戦らしくゆったりしたペースで進み、岩手のモズが先導。リワードレブロンは中段あたりでじっくりとかまえたまま2周目に入り、向こう正面半ばで自ら動き始めるとそこで一気にレースが動き、ノゾミダイヤとの2頭でうって変わって激しい先頭争いを繰り広げる形に。ほかの上位人気馬が伸びあぐねる中で最後の直線の攻防を迎えます。
2番手集団を形成していた愛知のビービーガザリアスと兵庫のブルースイショウが追いかける一方、ノゾミダイヤは後退。単独抜けたリワードレブロンは今回も最速となる上がり3F37.4秒の末脚を発揮して抜け切り、2010、2011年のヒシウォーシイ以来の連覇達成となりました。

 本競走の1着賞金は500万円。高知の番組賞金計算では笠松の賞金は60%換算となるため、一気に300万円が番組賞金に加算されます。番組賞金額ではエプソムアーロンに次ぐ2位となりました。なお、他場重賞勝利となったため、番組編成要領の規定により次走は最上位級競走(重賞、準重賞もしくはA級1組)への強制編成となります。

リワードレブロン 番組賞金 6,410,000+(5,000,000×0.6=3,000,000)=9,410,000(A)

 全国的に長距離戦が縮小傾向にある昨今だけに、なかなか得意距離のレースを見つけられないのが残念ですが、長ければ長いほどいいと繰り返し語られるだけのことはあります。2・3着も人気薄で三連単は23万馬券が飛び出し、昨年に続いての波乱決着となりましたが、それだけに強いインパクトを与えたのではないでしょうか。もう伏兵とは呼ばせない見事なレースでした。おめでとうございました。

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