6月19日(木)に園田競馬場で行われた「スーパースプリントシリーズ2014」第2戦となる重賞「第4回園田FCスプリント」(近畿・四国・九州地区交流競走)に高知競馬からは、ディープハント(牡7 雑賀正光厩舎/[兵]木村 健騎手騎乗)とファイアーフロート(牡8 松木啓助厩舎/[兵]北野真弘騎手騎乗)の2頭が出走。昨年はエプソムアーロンが1着、ファイアーフロートが3着に入る活躍もあってか、元南関A級の実績を持つディープハントが1番人気、2年連続となったファイアーフロートは4番人気となりました。
レースは例によって820mの超短距離戦もあって序盤から激しい先行争い。ファイアーフロートはその一角につける一方、ディープハントはやや後ろ気味の体制から3コーナー前からぐんぐんと上昇。しかし、先行する佐賀のエース・エスワンプリンスと、園田転入2戦目でディープハントよりも実績は上回るスターボードが勢い良く逃げ続け、直線でディープハントも末脚をもう一段発揮するも届かず、エスワンプリンス、スターボードに続く3着入線となりました。なお、ファイアーフロートは出た位置からあまり上がる事はできず、6着となっています。高知所属馬は第2回を除いて馬券圏内入りを果たしており、4回中3回での馬券圏内入りとなります。
本競走の3着賞金は25万円。高知競馬での番組賞金の場合、園田は50%換算となるため、12万5千円が加算されることとなります。ディープハントは、現在トップのエプソムアーロン(1,411万円)に次ぐ番組賞金を持っていますが、この順位には変動はありません。
ディープハント 番組賞金 10,951,000+(250,000×0.5=125,000)=11,076,000(A)
なお、本競走はダートグレード競走ではない地方交流重賞につき、今回の出走及び成績が次走編成に影響を与えることはありません。