11月20日(水)に浦和競馬場で行われたダートグレード競走「第34回浦和記念(JpnII)」に高知からはグランシュヴァリエとハリマノワタリドリの2頭が出走。イヌワシ賞(金沢)~JBCクラシックに続いて3度目のコンビ遠征となりましたが、珍しく単勝最低人気となっていたグランシュヴァリエが終始先頭集団に食らいつき、上位の中央馬3頭からは離されるも、5着ダイショウジェットに5馬身差をつけての4着入賞を果たしました。
夏場前には地元でザグに連敗など、転入馬のレベルが最近格段にあがっているとはいえ、地元高知ですら、おやおや…という時期もありましたが、やはり本領を発揮すると力のあるところを見せてくれました。ハリマノワタリドリも後方から迫ってきたのですが、ダイショウジェットと半馬身差の6着で掲示板手前となってしまいました。
浦和記念の4着賞金は350万円。さすがダートグレード…。ダートグレードは高知の番組賞金では30%換算となりますので、グランシュヴァリエは番組賞金に105万円が加算されることになりました。
グランシュヴァリエ 番組賞金6,794,000+(3,500,000×0.3=1,500,000)=7,844,000
なお、現在の番組賞金上位5頭は次の通りです。(2013.11.20時点)
ファイアーフロート 8,715,000
グランシュヴァリエ 7,844,000
コパノカーン 6,891,000
ファンドリカップ 6,781,000
ナムラクレセント 6,459,000
下半期開始直後にコパノカーンが転入し、グランシュヴァリエは一旦3位になっていましたが、浦和記念4着で再び2位へ。3位に下がったコパノカーンは転入初戦がまさかの大差負けで出走制限がかかっていましたが、今サイクルからは制限解除となります。4位のファンドリカップはなかなか勝ちきれず番組賞金が積み上がって来ません。現時点で5位なのが転入間もない実績十分のナムラクレセント。既に高知での能検もクリアしており今サイクルでコパノカーンとともにA-2での登録が入っています。一方、ナムラクレセント転入で6番目に下がったのがコスモワッチミー。こちらも今サイクルのA-1選抜で登録(前走がダートグレード遠征(JBCスプリント)のため)があり、ひさびさの地元出走の可能性があります。ナムラクレセントとの差はわずか27,000円なので、結果によってはひっくりかえることもありそうです。