(2024年 馬場状態 5/6まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]7 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]17
レースライナー

令和5年度第15サイクル前半出馬表発表

2023年11月11日(土)、12日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、両日とも12レース制で開催される。

準重賞競走「浦戸湾特別」

12日のメイン競走である11Rの準重賞競走「浦戸湾特別」(3歳以上C級以下・1800m)は当初編成からジョーロノ、モズダッシュスターが回避し10頭立てとなった。グッドリデゥンスがC2級、ハンメルフェストはC3級下からの挑戦となり、残る8頭はC1級格付けである。

春の「丸山台特別」以来となる古馬C級以下の中距離戦準重賞となっており、ヒロブレイブは続けての参戦(春は7着)。

実績は中~長距離ダートグレード実績馬のデルマルーヴルが断然だが、2か月半ぶりの出走と、転入から2戦の走りがやや実績ほどではなかった点が気がかり。JRA時代の金沢遠征で騎乗歴のある金沢の吉原寛人騎手を呼んでの出走。
一方中距離実績はフィードバックも同様でダートグレードでの入着歴があるほか、障害戦勝ちのスタミナもある。こちらは夏の1800mオープン準重賞「サトノアラジン賞」こそ5着も、4勝を挙げて安定しており高知実績ならこちらか。
C2から挑戦も中央長距離戦2勝で末脚の凄みを見せるグッドリドゥンスや、距離伸びてこそのヤマノマタカも気になる存在。

特別競走

C級以下準重賞が行われるため、今サイクルではC1級の選抜戦は実施されない。

11日のメイン、11R「晩秋特別」(C2-1選抜馬・1600m)は編成からペイシャワールドが回避し10頭立てとなった。前走選抜の居残りはおらず、前走1~3着馬が選抜されている。

初戦圧勝のサトノアレックスがまずは中心視か。初戦のレース中盤で見せた伸び脚は抜けており、先々が楽しみに思える存在。同じく初戦逃げ切り圧勝のカプティフも人気を集めそう。末の威力がある3歳牝馬エメラダもまだ見逃せない。

12日の10Rは「ツワブキ特別」(C3-1選抜馬・1600m)。編成からノイジーアプローチ、シーレカズマ、フィロス、ホルスの4頭が回避し2組のカレンラファータが繰り上がって8頭立て。前回選抜勝利のメイショウエイコウと3着のメイショウピスカリが居残り、前走1~2着馬が選抜された。

3連勝中メイショウエイコウは勝って同条件。実績は抜きんでており、前走選抜ではやや適性より短い感のあった1400mでも伸びていることから上位の筆頭には違いなさそう。一方、相手に関しては転入初戦や相手に恵まれての圧勝などやや力量比較が難しく感じられる。

今週の「一発逆転ファイナルレース」

今サイクルの記者選抜戦はC3級上とC1級からの選抜となっており、C1級はマイル戦である。

11日は12Rに組まれ、C3-7記者選抜の1400m戦。編成どおりの12頭フルゲート。
初記者選抜はクリノマンゲツのみ。5走以内に複勝圏入りがあるのは4頭だけ、また3頭は近5走に入着がないなど、馬柱の見栄えがあまり良くないメンバーが揃っている。ただ、近走は前狙いになっている馬が比較的いるため、兼ね合い次第になってきそう。

12日も12Rに組まれ、C1-6記者選抜の1600m戦。アバンダンスが回避し、3組のオーチャードロードが移動した11頭フルゲート。
初記者選抜はコウエイバクシン、マカオンブラン、シューラヴァラ、アルマイナンナの4頭。一方、秋にB級から降級している馬も3頭いる。戦績にばらつきがあるため比較が難しい組み合わせとなっている。

騎手の騎乗状況

12日の「浦戸湾特別」に吉原寛人騎手(金沢)がデルマルーヴルへの騎乗でスポット参戦。この日は5Rと12Rでエキストラ騎乗もあり、3鞍の騎乗となっている。

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