2023年7月19日、高知競馬令和5年度第8サイクルの7月18日時点の編成が高知けいば公式ウェブサイトから発表された。今サイクルはナイター開催で4日間で編成され、合計46競走が予定されている。
なお、編成発表日に22日、23日の出馬表が発表されているため、後半週の編成を中心にご紹介する。
日数 | 開催日程 | 開催日 | 種別 | 競走数 |
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1日目 | 第5回第5日 | 2023年 7月22日(土) | ナイター | 12 |
2日目 | 第5回第6日 | 2023年 7月23日(日) | ナイター | 12 |
3日目 | 第6回第1日 | 2023年 7月29日(土) | ナイター | 11 |
4日目 | 第6回第2日 | 2023年 7月30日(日) | ナイター | 11 |
メイン競走は「サトノアラジン賞」
第8サイクルのメイン競走は、7月29日(土)第4競走に予定されている準重賞「高知・佐賀スタリオンシリーズ サトノアラジン賞」(3歳以上・1800m)。A級馬7頭、B級馬5頭が編成された。
中距離戦らしいメンバーが登録。賞金順筆頭のスペルマロンは順調に出走を重ねており、このサイクルも登録。倉兼育康騎手の最終騎乗週ともなっており、出走となれば注目を集めることは疑いない。一方、この2戦は入着に留まっているガルボマンボは守備範囲の1800m戦となり期待が高まるのは必至か。高知でのこの距離の実績があるグッドヒューマーやアポロテネシーも有力感がある一方、スリーグランドは逆に距離をどう評価するか。
3歳準重賞「栴檀特別」
7月22日(土)の第4競走予定の準重賞「グランディールレディスシリーズ ヴェガ特別」(3歳・1400m)。A級1頭、C2級2頭、C3級上3頭、3歳格5頭の計11頭が編成された。
ユメノホノオが不在であり、1頭抜けた格付けにあるデステージョはほぼ勝負付けが済んでいる感もあり、負けられないという評価を背負うことが予想される。続く馬がどれかとなりそう。
2歳新馬戦
7月23日(日)に2歳新馬戦が第1、2競走に予定。大挙16頭が編成されている。
夏の800m戦、今サイクルは3歳
このサイクルおける夏恒例の800m戦の対象は3歳格。準重賞以外の2組から記者選抜の10組までの9レースが800m戦となった。なお、29日は記者選抜を含め5戦、30日は4戦となっている。記者選抜の800m戦は基本的にこの1戦のみとなる。
余談だが、3歳格の競走が10組まで達しているのは現在の番組編成スタイルとなってからは初めてではないかと思われる。
その他の主な競走
前半週の特別競走は既に出馬表が発表されている。
7月30日(日)第10競走には「メダカ池特別」(B-1選抜馬・1600m)が予定されており、11頭が編成。大きく抜けた馬はいない印象もあり混戦が予想される。