2023年10月11日に、14日(土)、15日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、両日とも12レース制で開催される。
なお、今週は重賞・準重賞競走は設定されていない。
2歳新馬戦
15日1Rには「2歳新馬」(2歳新馬 800m)が組まれており、編成通りの6頭が出走。9月30日の能検出走組が4頭と多く、能検の走破時計も拮抗している一方、6月に合格しているスノーシャドゥ、5月に合格後2度取り消しているヤマワラウがおり、その後の成長も含めて力量比較が難しい一戦となりそう。
特別競走
今サイクルから各級1組の特別競走は選抜戦で編成される。
14日のメイン、11R「寒露特別」(C2-1選抜馬・1400m)は編成からヴォルケニック、ブリッツェンシチー、エターナルフレイムの3頭が回避し9頭立てとなった。前走1着2頭をはじめ3着以内馬が選抜されている。
B級から降級し勝利のモズダッシュスター、転入初戦を圧勝したトモジャワールド、B級降級を経て初戦2着のブーケオブアイリス辺りがまずは上位候補か。
15日の10R「スイフヨウ特別」(C3-1選抜馬・1400m)。編成からコパノスタンリー、モズスナイパー、ドリームプリンス、ジョーグランツ、メイショウエイコウと4頭の回避が出て8頭立て。
間隔を開けながらも転入から4連勝のカレンロマチェンコが選抜戦へ登場。マイネルオスカルは前回そのカレンロマチェンコに敗れているが雪辱なるか。前々で粘るレジリエンスブルーも展開によっては上位も狙えそう。
15日のメイン11R「下津井めがね橋特別」(C1-1選抜馬・1300m)はフィードバック、ヒロシゲダイヤ、ワグナーコーヴ、デルマルーヴルが回避し8頭立て。
B級から降級してのC1初戦も快勝し、メンバー中唯一の前走勝ち馬となるジョーロノはまず人気となりそうだが、相手候補はかなり割れそう。
今週から「一発逆転ファイナルレース」
今サイクルから記者選抜戦も再開となり、最終競走は「一発逆転ファイナルレース」に戻る。
14日は12Rに組まれ、C3-7記者選抜の1400m戦。編成からスリーズロワイヤルが回避し、4組のヘブンリーキスが移動。
初記者選抜馬はいない。5走前に勝利が1頭、近5走内に2~3着は6頭いる。一方、C2からの降級を経た馬も2頭いるメンバー構成となっている。
15日も12Rに組まれ、C1-5記者選抜の1400m戦。コウエイバクシンが回避したが、ヒロブレイブが3組から移り12頭フルゲートを維持。
初記者選抜は5頭。またB級からの降級も経た馬も3頭いる。近5走での勝ち馬はいないが、2~3着は9頭が取っており、記者選抜入り最短の転入から4戦目の馬もいる。いろいろな切り口で上位候補を拾えそうなメンバーとなった印象を受ける。