(2024年 馬場状態 4/29まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]6 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]16
レースライナー

[佐賀・花吹雪賞]グラインドアウト優勝!ピクシースカイ2着で高知馬ワンツー達成

2024年1月21日、佐賀競馬場で行われた四国・九州地区交流の重賞競走「山口シネマ杯 第65回花吹雪賞」(3歳牝馬オープン・1800m、曇・不良・出走頭数9頭)に、高知けいばからグラインドアウト(牝3・田中 守厩舎)が赤岡修次騎手の騎乗で、またピクシースカイ(牝3・別府真司厩舎)が中島龍也騎手の騎乗で出走し、グラインドアウトが3コーナーで抜け出すと後続に8馬身差を付けて見事に優勝し1着賞金400万円を獲得した。またピクシースカイも後続の追撃を凌いで2着となり、高知けいば所属馬によるワンツー決着となった。

グラインドアウト号
(2023.10.29撮影)
ピクシースカイ号
(2023.12.28撮影)

単勝1番人気となったのは佐賀で2勝を挙げ前走の3歳重賞「第1回佐賀若駒賞」で2着に入った佐賀生え抜きのフークファンタジーで、やや抜けた単勝1.9倍の支持を集める。次いで同じ佐賀2勝馬のロトプレシャスが3.9倍で続く。高知2勝のグラインドアウトは3番人気の4.2倍の支持となり、高知で1勝を挙げているピクシースカイは42.6倍の7番人気であった。

水の浮いた不良馬場で行われたレースは先行馬のビーアライブがハナを取ると二の足でフークファンタジーも先団に取りつき、出の良かったピクシースカイとグラインドアウトが3番手で並ぶ形で進む。
3コーナー手前でグラインドアウトが内から先頭を奪うと一気に後続を突き放す。一方ピクシースカイも3~4コーナー間で先行していた佐賀2頭を捉えて2番手に浮上する。
直線は先頭のグラインドアウトが独走状態となって最後は8馬身差を付ける圧勝となった。一方ピクシースカイも最後まで踏ん張り切って2着を死守。3着は1馬身4分の1差で先行で残ったフークファンタジーが入った。

グラインドアウトは父アメリカンペイトリオット、母クィーンロマンス。2023年高知デビュー馬で、通算成績は8戦3勝となった。重賞は初制覇。

高知けいば所属馬が佐賀競馬の重賞に遠征して1、2着となったのは2022年9月25日の「第19回ロータスクラウン賞」で1着ヴェレノ、2着ガルボマンボとなった時以来となる。また、鞍上の赤岡修次騎手は1997年の第38回でイージースマイルに騎乗し優勝した時以来27年ぶりの花吹雪賞優勝となった。

なお、グラインドアウトは1着賞金400万円、ピクシースカイは2着賞金140万円をそれぞれ獲得。高知けいばの番組賞金には佐賀の競走として9割換算された360万円、126万円がそれぞれ加算される。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

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