(2024年 馬場状態 11/17まで) [良]18 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]19 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
レースライナー

令和5年度第8サイクル前半出馬表発表

2023年7月22日(土)、23日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、両日とも12レースが開催される。

当初編成との変更点

当初編成時点で2歳新馬戦は8頭立ての2競走が組まれていたが、出走投票の結果5頭立ての3競走に再編された。しかし、両日とも当初編成段階で12競走が組まれていたため、C2級とC3級上の競走も再編となり、C2C3混合を設定することで調整している。

当初編成確定編成
C21~7組1~6
C2C3混合なしあり
C3上1~6組1~5
2歳新馬1~2組1~3
2歳3~4組4~5組

準重賞競走

22日のメイン競走である重賞競走「週刊ギャロップ協賛 栴檀特別」(3歳・1400m)は当初編成11頭からニシケンカーラが回避し10頭立てとなった。

地元の同世代相手ではユメノホノオ以外には敗れていないデステージョが「高知優駿」以来の実戦。ユメノホノオが居ない今回、主役視は疑いない。

「高知優駿」で5着と重賞馬の意地は見せたハチキンムスメや、条件交流「桂浜盃」勝ちのヘニーレット、「よさこい盃」3着から連闘となるグラティアスグーあたりも上位視されそう。勢いがあるのは3歳戦4連勝中で転入からパーフェクト連対を維持するカリスマタイクーン。相手関係が大きく変わる今回が試金石となる。

2歳新馬戦

23日1~3Rに実施される2歳新馬戦は3競走はいずれも5頭立て。高知けいばで新馬戦が1日に3競走も行われるのは2015年の新馬戦再開後でははじめてのケースとなる。

前述のとおり、出走投票の結果を受けて当初編成から1競走追加され出走馬も再編されている。なお、組分けは基本的に誕生日の早い順に並べられ、早い馬の集まりから1組、2組…となっているようである。

特別競走

2歳既走馬は22日に2競走。前回と違い1300m戦のみとなる。

1R「ライラ特別」(2歳-5・1300m)は当初編成からリワードシデンが回避も、シンギングユキナが2Rから移動して頭数は変わらず9頭立て。
1~3戦して勝ちがない馬たちの対戦となったが、5組への移動でシンギングユキナは相手易化感がある。同じ新馬戦を3着のエーステンペストも上位感を感じるが、叩いての上積みがある馬が他に現れるか。

2R「ドラコ特別」(2歳-4・1300m)はシンギングユキナが1Rへ移動した以外は編成通りの9頭立て。新馬・2戦目連勝のテイクノートは初の1300m戦を最内で迎える。新馬戦差し切り勝ちのワンウォリアーや、道営デビューから2連勝中リケアサブルといった直近勝ち馬をはじめ、2~3着経験馬も多い上位馬による1戦であり、今後の2歳の勢力図を図る最初のポイントとなりそう。

一方、一般戦の選抜戦。

22日11R「大暑特別」(C2-1選抜馬・1300m)は当初編成からヴァーチュアスが回避し11頭立て。前回選抜2着のイッシンが居残りとなるほかは前走勝利~3着の面々。
C3上普通→C2普通とで2連勝中が3頭おり、ゴールドクロス、サンエルセントロは共に2着馬を離した連勝。この選抜戦でも勢いは続くか。もう一頭のヴィクトリアダンスは2か月休んでの復帰。6勝中4勝をあげている永森騎手が自厩舎のエムオーグリッタに騎乗するため畑中騎手との初コンビとなる。

23日の10Rは「ヒギリ特別」(C3-1選抜馬・1400m)。ウインディータウンが回避して11頭立ての競走となる。前回選抜勝利のミニョン、2着シゲルハクチョウザ、3着ギャラクシーセブンに加え、前々回選抜2着マティアスが居残り。残るは前走1、2着馬が選抜された。

前回、前々回とC3級下を連勝した馬がC3選抜で敗れているが、今回その形となるのが転入3戦全勝のサクラカレント。ここまでは力が違う勝ち方を続けているが今回相手関係は大きく変わっており、最近の選抜の流れを止められるかどうか。同厩マティアスやシゲルハクチョウザ、堅実なブルックレットも有力どころ。ミニョンは相手関係はさらに上がる中、選抜戦連勝となるか。

23日のメイン競走「猿田洞特別」(C1-1選抜馬・1600m)は今週唯一のマイル戦。編成からメガフロートが回避したため10頭立てで行われる。前回選抜3着ジーマックスが居残り、残るは前走1~3着というメンバー。

高知マイル実績がある馬が複数いる中、前々走以外は距離問わず安定のシンギングロードがまずは上位候補か。足踏み感のあった実績馬バーナードループは前走久々の勝利。井上瑛太騎手とのコンビを継続する。前回選抜3着のジーマックスも高知マイル2戦はいずれも複勝圏確保。前走のC1級1300m戦で独走劇を見せ圧勝したグランドボヌールは高知マイル2着があり、距離は問題なさそう。同じ走りが見せられれば。距離適性ではボマラインが高知マイル2戦2勝の好相性。相手関係を上回る適性が見せられるなら。

今週の「一発逆転ファイナルレース」

今週の記者選抜戦は22日がC3上、23日はC1で行われる。

22日は12R、C3-5記者選抜の1300m戦。編成から変動なく12頭フルゲート。初記者選抜は転入4戦目となるクニノキラメキのみ。5走前2着が1頭、3着1~2回が数頭いる。
個性がはっきりした馬が何頭も見られることから、展開を制したものが上位にという雰囲気もあるメンバー構成となっている。

23日も12Rに組まれ、C1-6記者選抜の1400m戦。この日も当初編成通りの12頭フルゲート。
初の記者選抜入りは5頭。ユメノサキは5走前に勝利。その時の2着がトランソニックで5走内の2着以内はこの2頭のみ。下級で圧倒的な勝ち方をしていた馬もおり、記者選抜の舞台でそれが発せられるか、そこに期待する層がどれくらいいるか辺りもオッズを左右しそうな感がある。

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