(2024年 馬場状態 12/1まで) [良]19 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]22 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
レースライナー

令和5年度第12サイクル前半出馬表発表

2023年9月30日(土)、10月1日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、両日とも11レース制で開催される。

準重賞競走

9日のメイン競走である4Rの準重賞競走「株式会社山口シネマ協賛 ユースチャレンジシリーズ 潮菊特別」(2歳・1400m)は当初編成からシュクメルリ、マジックセブン、コパノダーバン、プリフロオールインの4頭が回避し、エーステンペスト、イッセーノーデ、ジョウショーライン、リワードシデンの4頭が繰り上がって12頭フルゲートとなった。

昨年は2歳最初の主要競走として1300m戦で行われたが、今年度は2戦目となり1400m戦に延長。2サイクル先の「第1回ネクストスター高知」のトライアル戦となる。
「潮菊特別」を勝利したシュクメルリが回避したため、僅差で争ったウオタカやリケアサブルを引き続き中心視するのが無難か。2歳世代最初の1400m戦であり、距離延長の利が上位馬にあるのか、他の馬によりあるのかを読み切ると波乱でも仕留められそうではある。
なお、上位3頭は「第1回ネクストスター高知」への優先出走が認められる。

特別競走

例年通り2歳戦の平場は今サイクルより普通競走となったため、特別競走は一般格の競走のみとなる。

また、今サイクルは編成替え直後のため選抜戦・記者選抜戦は行われず、全て賞金順で出走馬が組まれているため、特別競走の出走馬が好成績馬とは限らない。また、降級馬も入り乱れているので馬柱で前走の出走レースのクラスをよく確認しておく必要がある。

30日10R「秋分特別」(2歳-2・1300m)は編成からエイシンスコビルとエイシンイルハーンが回避した10頭立て。
重賞勝ち馬アイアンブルーがA級から降級してこのクラスへ。気性面でA級では注文通りと行かない面を見せていたが、下がったことで変わり身を見せるか。C2で入着を重ね1戦だけC1で走り2着も降級で出戻ったアイルビーメジャーやこのクラスでまずまずのコスモクウェンチやアヴァント辺りも上位候補にはなりそう。マイネルパイオニアとヒードザコールもC1から降級だが変わり身があるかどうか。

10月1日の9R「コスモス特別」(C3-1・1300m)。編成からコパノシューマンとマイネルプリサイスが回避し10頭立て。
前々走でC3選抜を勝ち、C2で1戦2着して降級のキーフラッシュと、前走がキーフラッシュに敗れて2着のC3選抜だったコパノスタンリーがまずは中心感があるも、C1から降級するマイネルレンカ、C2から降級のギャラクシーセブンやレリスタットは時計面では遜色なく反転攻勢は十分あり得そう。佐賀遠征帰りのグラティアスグーは今後を占ううえで試金石か。

10日のメイン10R「宮の前公園特別」(C1-1・1600m)はイッシンが回避し10頭立て。
前々走のC1選抜で初めて馬券外となったホウホウジャッジだが、前走は巻き返して勝利し、ここもまずは中心か。B級から降級が4頭いるが、有力視しやすいのはヤマノマタカとダノンマヴロスか。トライファンは前走の勝利で勢いを戻していれば怖い存在。コスモサルムやヴィータファンの打越厩舎勢も堅実。

今週は「ファイナルレース」

前述のとおり記者選抜戦が行われないため、今週と来週の最終競走は賞金順編成レースとなりレース名も「ファイナルレース」となる。ただし、今回の4日間は単純に一番下の組を持ってくる形ではなく、レースを選んで配置している。

30日の11RはC2-2の1400m戦。編成からマイネルエスペルトとトモジャワールドが回避し、3組のスウィングビートとメガフロートが移動。
C1からの降級が6頭いる上に、ミスズメジャーはJRA2勝クラスからの転入初戦、さらにウインメテオーラは馬柱上は1年以上の休養を経てA級から降級となっているが、中間に岩手移籍(未出走)を挟み、能力検査を経ている。目立つのはC3記者選抜、C2と連勝のムサシフウジンだが、スウィンビートやテンペスタースは直近のC1で好走がありこちらも人気しそう。ミスズメジャーは実績は上位だがそれがそのまま生かせるのか見極めが必要そうだ。

10月1日の11RはC1-2の1400m戦。こちらはジーマックス、モンサンラファータ、ホワイトレッグスの3頭が回避したが、ユメノサキ、アルマイナンナ、ノーベルプライズの3頭が3組から移り12頭フルゲートを維持。
B級降級が4頭おり、なかでもフィードバックは8月にB級を勝っての降級という点も買われやすいムードが漂う。C1で安定していたジュヴゼームやエムオーグリッタ、他の降級勢ではノーベルプライズあたりが人気しそうである。

騎手の騎乗状況

30日の準重賞「潮菊特別」でウオタカに騎乗するため、金沢の吉原寛人騎手がスポット参戦を行う。当日は2鞍エキストラ騎乗も行い、合計3鞍の騎乗となる。

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