(2024年 馬場状態 5/14まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]8 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]18
レースライナー

令和5年度第13サイクル後半出馬表発表

2023年10月21日(土)、10月22日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、21日が12レース制、22日は11レース制で開催される。

準重賞競走

21日のメイン競走である4Rの準重賞競走「JBC協会協賛 高知・佐賀スタリオンシリーズ レッドファルクス賞」(3歳以上・1400m)は当初編成通りで回避馬はいない。B級格付けのアヴァンティストをまじえた12頭フルゲートで行われる。

園田遠征2着で連勝は止まったアポロティアモは引き続き金沢の吉原寛人騎手が続戦。前走で「珊瑚冠賞」を勝ったグッドヒューマーは1400mでも好時計をマークした実績があり、月1ペースで出走を続ける黒船賞実績馬スリーグランド、充実感あるダノンロイヤルなど上位を覗う面々のレベルは高い。そこに今回は元中央オープンで短距離4勝、今年の南関東重賞でも馬券に絡んだアヴァンティストが8月のA級での転入初戦以来の参戦。B級格付けからの格上挑戦となっている形からも意気込みが見える感があり、最近の高知短距離オープンにありがちだった1強評価になるのかどうか、売れ方も注目である。
なお別定重量戦であるが、編成替えの時点で最上位勝利に伴う斤量増はリセットされているため、編成替え後のA-1特別を勝利したヒカリオーソのみ斤量が1キロ増となる。

特別競走

22日のメインとなる10R「興津岬特別」(B-1選抜馬・1400m)は編成からグリンブルスティとマイネルユキツバキが回避して10頭立てとなった。牝馬準重賞入着の2頭と前走1~4着の8頭による組み合わせとなった。
前走で当地初勝利のナムラボスはそれまでも強敵相手の僅差負けが続いて堅実度合いは一番か。休養明けから安定のダノンアレー、牝馬準重賞も終盤に勝ち馬ジョウショーリードに迫ったミニョン、叩き二戦目のラヴィンフォール辺りは評価されそう。マリンスカイ、ラインメッセージは一芸に秀でているだけに当日傾向によっては面白い存在。

今週の「一発逆転ファイナルレース」

今週は両日ともC3級下からの記者選抜で開催。

21日の12RはC3-23の1300m戦。編成通りの12頭で5歳のアイリスクォーツ以外は3歳馬となった。
3歳馬ゼンノグリッターとアイリスクォーツ以外の10頭は3歳馬だが既にファイナル出走経験がある。近5走で入着がないのは2頭だけだが、その2頭は近5走内に重賞出走歴がある。
先行したい馬はある程度はっきりはしていそうだが、果たしてすんなりいくかどうか。

22日の12RはC3-24記者選抜の1300m戦。こちらは編成からペイシャヴェニット、スズカノアイル、コーヒーソフト、シュヴィルの大量4頭が回避となったが、21日12組のジュンジュン、20組リュウノストレラ、21日8組マイネルバルビゾン、18組パワーミントが移動し12頭フルゲートを維持した。
回避の続出で当初編成とはメンバーが変わっており、移動したマイネルバルビゾンはやや格上の感があるが、課題は記者選抜の独特な流れか。先行必至も何頭か見られる一方、差しで入着している馬もいるためどちらを優勢と取るかで変わりそうである。

騎手の騎乗状況

妹尾浩一朗騎手は9月30日までとなっていた騎乗停止処分が満了した後も騎乗していなかったが、21日より騎乗を再開する。21日、22日とも2鞍ずつの騎乗となっている。

21日の「レッドファルクス賞」でアポロティアモに騎乗する金沢の吉原寛人騎手は6、10、11Rの3鞍でエキストラ騎乗も行う。

なお、赤岡修次騎手は21日のみ騎乗予定が入っていない。

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