(2024年 馬場状態 5/6まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]7 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]17
レース編成・編成要領

平成25年度第19サイクル編成より

 ひさびさにこの記事を。年末に入り、高知競馬は週3回開催が2度続いたあと、年始の休暇となります。編成サイクル数が増えたり、開催日程が当初よりも増えたことで、編成も変則的になりそうだなと思ったらその通りで、第19サイクルは1週目の週3回開催(12/22(日)、12/23(祝・月)、12/25(水))の3日間だけで回すことが発表されました。そのため、今サイクルは二走目が組まれず、3日間の中で全組一走ということになります。このため、12/14、12/15に一走目を走ったA級、B級、C3級下位は実質連闘ということになりますが、この様子だと2週目の週3回開催も二走目なしでしょうから、どっちかだけ走るという馬もいるんではないかと思います。
 編成時点のレース数は2歳重賞1(第35回金の鞍賞)、A級3、B級3、C1級5、C2級7、C3級12、2歳2の計33レース。12/22が10レース、12/23が金の鞍賞を含む12レース、12/25が11レースとなっています。二走目がないことから回避馬が続出してのレース減がなければこのレース数で行われるものと思われます。では、クラス別に見ていきます。

[2歳重賞]23日(祝・月)「第35回金の鞍賞」
 今年から1着本賞金が30万円へ微増、これに加えて付加賞金が1~5着馬に付くため、優勝馬への総賞金は付加賞金50万円を加えた80万円と、実際はノーマルの古馬重賞勝ち以上というレースです。
 1400m戦のフルゲート12頭が登録しており、賞金最上位は門別実績が高いニシケンムートとアベニンレジーナが同額で並んでいます。しかし、両馬ともまだ高知での勝ちがありません。12頭中9頭はすでに2歳格を卒業していますが、門別実績で賞金を持っている馬が多いのが実際のところ。今年は門別実績通りにいかずに2歳戦が大荒れしているので、見極めが難しい。ちなみに高知での獲得賞金が最も多いのは2歳戦3連勝中のエイシンカシオペアとなっています。

[A級]23日(祝・月) 選抜1組、2組、記者選抜3組
 3レースともマイル戦。選抜1組11頭、2組15頭、記者選抜?3組12頭と珍しくバラバラな登録。1組と3組は頭数が決まっていて、残りが2組かなという気がしますがいかがでしょう。選抜1組にはファイアーフロートが登録していますが、同じ週の土曜日に行われる園田の中央交流重賞「兵庫ゴールドトロフィー」に繰り上げ選出されていることからこれは回避っぽい感じ。ほかにも、翌週に「第44回高知県知事賞」が控えていますが、既に発表されている知事賞の予備登録馬のうち、グランシュヴァリエとツルマルナルト以外のA級馬は皆今週もいちおう登録済み。しかし、連闘で2400m戦にいくのかどうかというのもありますので、ある程度の回避は出るのかなという気がします。また、実績馬ながら初戦大敗のナムラクレセントが23日のファイナルに登録。「一発逆転」っぽい感じがありますが、1サイクル飛ばしての出走だけに変わり身があるかというところも。

[B級]25日(水) 選抜1組、2~3組
 こちらもすべてマイル戦。選抜1組11頭、2~3組は各14頭登録です。マイル戦のフルゲートは11頭なので、選抜以外の組はフルゲート以上の登録馬がいる状態ですが、知事賞予備登録済が3頭、また次週もあるため、多少の回避はありそうです。

[C1級]22日(日) 選抜1組、2~5組
 選抜1組と2~3組はマイル戦、4~5組は1400m戦となっています。登録は3組だけマイルでの上限となる11頭で、ほかは10頭ずつです。なお、選抜1組にはC3格のドリームゼニスが格上挑戦で登録しています。

[C2級]22日(日) 選抜1組、2~4組、記者選抜7組 23日(月)5~6組
 全組選抜戦となり、選抜1組と2~3組が1400m戦、4組以下は1300m戦。全組11頭ずつの登録です。規格外のような実力馬が一時数多くC3を席巻していましたが、そのあたりがおおかたC2に昇級したことで、今回のC2選抜1組には実力馬が多く登録されているほか、C3格付けのマイネルエルフが今回選抜1組に格上挑戦で登録しています。

[C3級]23日(日) 9~12組 25日(祝・月)選抜1~7組、記者選抜8組
見る限り、25日分の1~8組は賞金順にまったく並んでおらず選抜戦ですが、23日分の9~12組は賞金順に並んでいます。サイクルが2週に渡る際には、同じC3でも選抜戦の週と賞金順の週というのがあったと思われますが、それと似たような形かと。選抜1組と選抜3組が12頭フルゲートで、ほかの選抜、また賞金順の組は11頭ずつの登録です。
 余談ですが、前サイクルに続いて今サイクルもC3級がファイナルレースの対象となっています。といっても、前サイクルは下位グループ、今サイクルは上位グループが対象なのですが、上位と下位の範囲が違っている関係で、登録段階ではヒバリクイーン、リュウノクロノス、ミヤマリージェント、パールドリフトの4頭が2週連続ファイナル登録という珍しい状態になっています。また、今回セニョールベストがファイナル登録となっていますが、今回が2002年から続く「連続毎年1勝以上」の記録を13年に伸ばす最大で最後のチャンスとなりそうです。

[2歳]25日(祝・月) 2~3組
 金の鞍賞に登録していない番組賞金40万以下の2歳馬で行われますが、距離は金の鞍賞と同じ1400m戦。2組11頭、3組12頭の登録です。


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