(2024年 馬場状態 5/14まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]8 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]18
レース編成・編成要領

平成25年度第14サイクル編成と10/12~13出走表より

7日(月)まであった高知競馬。この日で第13サイクルが終わったため、次の編成が発表されるところ、通常は毎週水曜につぎの開催の出走表が公表されるので、非常に日程がタイトでありましたが、火曜日の夜、どうみても残業な時間帯に第14サイクルの編成が発表されていました。中の方ご苦労様です…。そしていつもどおり水曜日に前半2日の出走表も準重賞のニュースリリースと共に公表。編成翌日の出走表発表なら、ほとんど変わってないと思いきや、結構大きく変わってる面もありました。

さて、第14サイクルは10/11,12,18,19の4日間。編成時点では45レース(準重賞1、A級2、B級4、C1級4、C2級7、C3級13、二走目14)の予定でしたが、11日に予定されていた二走目の「AイBイ」と「Bロ」がともに回避馬続出。「AイBイ」が11頭→5頭、「Bロ」が10頭→6頭に減ってしまったため、さすがにこれは少頭数過ぎてキツイのか、統合して「AイBイ」の11頭立てとなり、結果4日間とも11レース、全44レースとなっています。
では、クラス別に見ていきましょう。なお、後半2日間は出走表未発表の状態です。

[準重賞]11日(土)グランディール・レディスシリーズ「ミラク特別」
登録12頭から黒潮菊花賞出走直後のアラマサシャープと8歳馬ストロングジョイスが回避し、10頭となりました。牝馬の賞金の高い順にほぼ登録されている感じで、A級では大井で走ったばかりのアドマイヤインディと、まだ高知で走っておらず出走できないキモンエンジェル以外の牝馬は全馬登録されており、その中でA級は同じ週の日曜日→土曜日と中5日での日程のため、さすがにきついかと思われましたが、A級の回避は2頭だけでした。
中5日が少し気になるものの、1400mと距離も短くなりヒロカミヒメの中心視が無難か。A級馬はやや苦戦気味の馬が多く、むしろここ最近はレベルの高いB級選抜でマウンテンダイヤを相手にするB級のトニフィカーレが不気味というところ。

[A級]20日(日)選抜1組、2組(出走表未発表)
登録は18頭。前週のミラク特別に牝馬は回り、重賞級は遠征から間がない馬も多く、登録の時点で2レースとも9頭立てとなっています。今サイクルから選抜戦も再開。特別競走の選抜1組は、番組賞金にかかわらず、前走の成績上位や人気上位馬を選出することから(編成要領6(6)(イ))、番組賞金順に並べると結構1組と2組が混在します。番組賞金と成績は比例しない高知ならではの現象といったところ。この選抜1組の選ばれ方は検証してみたいな…と思ってみたり。
なお、3歳時の2012年に重賞「福山王冠」を勝ったマイネルプレジャーがA級で高知初出走となりますが、「転入後初出走馬は重賞・特別競走に選出しない(編成要領6(6)(エ))」こともあり、2組に入っています。福山での出走が1月までと9か月間隔が開いているところがどうかというところですが。

[B級]19日(土)選抜1~3組、記者選抜4組(出走馬未発表)
登録44頭で、4レース各11頭立てでの編成。今回は19日の一発逆転ファイナルレースがB級記者選抜4組となったほか、2,3組も選抜戦となり、4レースとも番組賞金ではない選出での組まれ方となっています。特別競走でない選抜は単に「競走成績を参考に」とあることから、何らかの意図で2,3組も組まれていると思われますが…。これも検証しようかな。
連対を重ねるマウンテンダイヤはもちろん選抜1組。ここで勝てばA級入りとなります。距離も1400m、トニフィカーレは準重賞へ回ったためここはあっさりも濃厚ですが、A級から降級初戦を勝って選抜入りのダイワルビアがどう相手になるかがポイントでしょうか。

[C1級]12日(土)選抜1組、2~4組
登録49頭。4組組まれましたが、2組はフルゲートを超える13頭登録、ほかはフルゲート。選抜1組はナイスバンカーのみの取り消しとなり11頭。2組は結局回避馬が出なかったものの、ほかの組との釣り合いを取るためか11頭になって、賞金下位のアルアラビアン、セトノジャーニーが3組に繰り下げ。3組は黒潮菊花賞直後のナカノヘイローとモルフェキープオフが回避も、頭数調整でさらにフレンドリードレスを4組に下げています。4組が2頭回避で結局C1は全組11頭ときれいに揃いました。
4組には黒潮菊花賞2着から連闘のモスコーオペラが昇級初戦。中5日ではありますが、ここは相手関係がむしろ軽くなっている感じ。

[C2級]13日(日)選抜1組、2~7組
登録76頭で、11頭を基本に7組が10頭で編成。しかし各組で合わせて15頭もの回避馬が出たために、最終的には各レースとも頭数が減ってしまいました。選抜1組は、ギンゲイ、ルビーエメラルド、バンブーマンユー、ジャイロプレーンと強豪、実績馬が次々回避で7頭になったため、特別競走の選考基準では次点だったのか、3組のツヨシノチカラが1組に繰り上がって8頭立て。ほかは繰り上げ繰り下げはなく回避馬が外れる形で2組8頭、3組以降は9頭に揃いました。
なお、13日(日)のファイナルレースが2組。通常の番組賞金順選出のレースです。叩き2走目となるはずだった去年の「土佐秋月賞」馬ケイズイーグルの登録があったものの回避。3歳馬エーシンリューモンが目立つ存在になりそうです。

[C3級]12日(土)選抜2組、記者選抜4組 13日(日)選抜1組、3組 20日(日)5~13組(20日(日)は出走表未発表)
1つのクラスは同一週でやってしまうことが多い高知競馬ですが、編成時点で180頭あまりがいるC3級はさすがに全部まとめられなかったようで、賞金上位が1週目、下位が2週目と分かれ、その中でやりくりということになりました。ところが、出走表が出た1週目の1~4組は回避馬続出。また、1週目の4組はすべて選抜戦で、選考基準の関係があるのか組間で頭数が調整されず、回避馬がそのまま外れたのみとなって1組から8,9,6,9頭とちょっといびつになりました。特に選抜3組は半数が回避となって6頭という少頭数レースになっています。
選抜1組は、ミヤビハカン、キタノアラワシ、グルービーメテオといった好走組が軒並み回避でちょっと寂しい感じに。転入初戦を勝ったウルトライエローかレオキングダムが中心っぽい感じ。
2週目は5~13組まで番組賞金順にずらっと12頭ずつ並んでおり、13組が今サイクル最後。番組賞金順のため、ただのファイナルレースですが、編成時点では全馬番組賞金ゼロという状態。転入初戦馬も多数のため、なかなか悩みそうです。<br
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[二走目]1週目 A・B混合1、C3級5 2週目に7レース予定(クラス、レース数未確定)
二走目も編成時点の番組賞金で賞金順に編成されます。最初に記したとおり、当初はB級上位がA級との混合、下位が単独のレースとなる予定がありましたが、1つのA・B混合戦に改められています。C3級は1週目に走らない5組以下の馬が前回開催の二走目として走る形になっています。こちらも若干出走馬数にばらつきがありますが、調整されませんでした。
なお、2週目は日曜のレースが11レースまですでに埋まっているため、1週目のC1~C3上位のレース分の二走目がすべて土曜日に編成されるものと思われます。

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