(2024年 馬場状態 4/29まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]6 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]16
レースライナー

[佐賀・フォーマルハウト賞]ウオタカ3着

2023年12月3日、佐賀競馬場で行われた地方全国交流の重賞競走「トータリゼータエンジニアリング杯 第2回フォーマルハウト賞」(2歳牝馬オープン・1400m、曇・良・出走頭数12頭)に、高知けいばからウオタカ(牝2・打越勇児厩舎)が井上瑛太騎手の騎乗で出走し、中団からジリジリと位置を上げる形で3着となった。

ウオタカ号(2023.10.29「第1回ネクストスター高知」にて撮影)

レースは単勝2番人気に支持された大井のファーマティアーズ(牝2・須田和伸厩舎・和田譲治騎手騎乗)が後方待機から3コーナーで一気に捲った勢いそのままに直線は外を伸びて2着のイケノツバメチャン(佐賀)に1馬身半差で差し切り勝ち。1着賞金600万円を獲得した。

単勝1番人気に支持されたのはホッカイドウ競馬2勝から佐賀に移籍し、前走のJRA認定特別まで2戦2勝の佐賀・イケノツバメチャンが断然の単勝1.3倍に推された。続く2番人気が大井デビューで2戦目の2歳戦を勝利し、続くJRA指定競走2戦を入着している大井・ファーマティアーズとなったが単勝オッズは離された7.2倍。
3番人気に高知デビューで準重賞「潮菊特別」を含め2勝のウオタカが付ける。単勝オッズは10.6倍となった。

レースは序盤で激しいハナ争いの末、ビーアライブ(佐賀)が先頭、イケノツバメチャンとエイラク(兵庫)が好位につける。ウオタカは出鞭が入ったものの中団に付ける。先行勢が3コーナーを過ぎたところでイケノツバメチャンがビーアライブを交わして先頭に立ち、続いていた中団グループに差を付けるとウオタカなど待機勢が徐々に追い上げ、さらに序盤は後方2番手にいたファーマティアーズが向正面から徐々に進出し、3コーナーから外を捲ると一気に先団に接近した形で直線へ。
粘り込みを図るイケノツバメチャンに対し大外を伸びてきたファーマティアーズは直線でも勢い衰えず抜き去って最後は1馬身半差を付ける快勝劇で重賞初制覇を飾った。2着はイケノツバメチャンが残し、ウオタカは脚色鈍ることなく直線でも位置を上げ、序盤先行していた馬は捉えたもののイケノツバメチャンには差を付けられ、さらに後方から来たファーマティアーズには交わされる形となって、2着から1馬身半差の3着となった。

ファーマティアーズは父ルーラーシップ、母セラフィーヌ。2023年大井デビューで、通算成績は5戦2勝となった。重賞は初勝利。

なお、ウオタカは賞金120万円を獲得。高知けいばの番組賞金には「他場の2歳競走」として3割換算された、36万円が加算される。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

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