(2024年 馬場状態 11/23まで) [良]18 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]20 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
レースライナー

令和5年度第16サイクル前半出馬表発表

2023年11月25日(土)、26日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、両日とも12レース制で開催される。

準重賞競走「土佐寒蘭特別」

25日のメイン競走である5Rの準重賞競走「株式会社山口シネマ協賛 ユースチャレンジシリーズ 土佐寒蘭特別」(2歳高知デビュー馬・1600m)は当初編成からウオタカが回避し、2組からマジックセブンが繰り上がって11頭立てフルゲートとなった。全馬が2歳格付馬である。

2歳世代にとってはこのレースが初の1600m戦となる。来月の重賞「第45回金の鞍賞」に向けた前哨戦ともなるが、「第1回ネクストスター高知」を勝利したプリフロオールインは登録せず、2着リケアサブルは北海道デビューのため出走資格なし、さらに9月の準重賞「潮菊特別」を勝ったウオタカは佐賀遠征予定で回避となり、これまでとはやや様相が変わった。

1400mの準重賞・重賞で3着のシシノブレイブがまずは注目か。末脚は堅実であり距離が伸びてこそのタイプにも映り、今回はチャンスにも。最内ワンウォリアーも平場では力のある所は見せるも最上位戦では結果が出ていないとはいえ、メンバーが変わる今回なら。準重賞「堆金菊特別」を勝ったシュクメルリは前回は終いを生かす競馬を試したかのように終盤で動いており、これが生きるなら。差せる馬は他にもおり、初距離で新味を見せる馬が現れるかもポイントとなりそう。

なお、本競走の3着以内馬には「第45回金の鞍賞」への優先出走権が与えられるほか、JRA上級認定競走のため、1着馬はJRA認定馬となる。

特別競走

25日の11R「小雪特別」(C2-1選抜馬・1400m)は編成からグラティアスグーが回避し11頭立てとなった。前々回選抜2着のペイシャワールドが居残り、これに前走1~3着馬が選抜されている。

休養明けから順調に出走を重ねているマイネルオスカルがまずは中心視されそう。転入から8戦全連対を続けるペイシャワールドや自在感も出てきたキーフラッシュ、転入初戦快勝のトロワシャルムに距離が微妙もサンメディルあたりも圏内感がある。

26日の10Rは「タマムラサキ特別」(C3-1選抜馬・1400m)。編成からフリーウィーリング、ダノンダンサー、メディクス、ディヴァーザウェイの4頭が回避し8頭立て。前回選抜勝利のカレンラファータが居残り、残る7頭も全て前走1着馬と前走勝利馬のみのレースとなった。

転入から負けなしの5連勝中となるニクソンテソーロがまず注目では。前々走で実績馬サトノフェイバーを破るなど中団からの差しの威力は目立ち力があることを見せている。一方、転入2戦目のコスモブライヤーやグレートヒエンはまずまず時計を持っており、対抗格となれるか。逃げて連勝中ホルスは1度ニクソンテソーロに大きく敗れており巻き返せるか。

26日のメイン競走となる11R「風の里公園特別」(C1-1選抜馬・1300m)は編成からロードブレスが回避となって11頭立てに。前々回選抜3着のジョーロノが居残り、前走1、2着馬が加わったメンバーに。

好調馬が揃っており人気が割れそうだが、1300m戦という距離から見ると転入から2戦2勝のカネコメアサヒがまずは注目か。2戦とも逃げ切っているが、過去の戦績から逃げにこだわる必要はなさそうで堅実性は高そう。前走の準重賞「浦戸湾特別」2着のデシジョンは強力な先行力を見せたのがハナを取った時のみで、能力ある先行馬が多いこのレースで自分の形が作れるかどうかがポイントとなりそう。相手候補は多く2番手以下は混戦となりそう。

今週の「一発逆転ファイナルレース」

今サイクルの記者選抜戦はC2級とC3級上からの選抜となっている。

25日は12Rに組まれ、C2-5記者選抜の1400m戦。編成どおりの12頭フルゲート。
初記者選抜はホーカスポーカスとギャラクシーセブンの2頭。半数は近5走以内に2もしくは3着がある反面、2頭は近5走に入着がなく、馬柱上は差があるメンバー構成となっている。先行できる馬が多いように映り、その辺りが流れに影響しそうな感もある。

26日も12Rに組まれており、C3-7記者選抜の1300m戦。こちらも回避無しの12頭フルゲート。
初記者選抜はマジックバローズ、メイショウライジン、ロードレアル、カッテミル、エバーグローの5頭。全馬近4走以内に入着があり、8頭が3着以内あり。バシールが5走前にC3下記者選抜を勝っている。
馬柱の見栄えが良い馬が数頭いたり、脚質が明確な馬もいるなど、見る人次第で攻め方が変わりそうな感があるメンバー構成である。

倉兼育康厩舎 管理馬初出走へ

7月に騎手を引退し調教師となった倉兼育康調教師の管理馬が今週の開催で初戦を迎えることとなった。管理馬の初出走となる見込みなのは25日2Rの「2歳-2」(1300m)で北海道から転入初戦となるダンスショウ。また、26日4R「C1C2混合」(1300m)には大井から転入初戦を迎えるバリチューロが出走する予定となっている。

騎手の騎乗状況

先週の開催で全鞍騎乗変更となった岡 遼太郎騎手は今週は当初から騎乗予定なしとなっている。

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