実況アナウンサーによる手厚い協賛コメントの読み上げなど、現地に行けなくても映えることで長年人気を博してきた高知けいばの個人協賛競走。これまでも何度か内容の見直しが行われていましたが、2023年3月開催分をもって申し込みを一旦停止した上で仕組みの見直しを実施。7月5日に申込再開の告知が行われ、翌6日より申し込みが再開されています。
今回の見直しで申込方法を中心に大幅な変更があったことから、この記事では新旧の比較を行いました。
概略新旧比較
(新)2023年度から | (旧)2022年度末まで | |
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協賛負担金 | 10,000円 | 10,000円 |
協賛者名 | 10文字まで 末尾2文字は必ず「協賛」 | 10文字まで 末尾2文字は必ず「協賛」 |
競走名 | 10文字まで 末尾2文字は必ず「特別」 | 10文字まで 末尾2文字は必ず「特別」 |
協賛コメント | 100文字まで | 100文字まで |
協賛特典 | ・出馬表に協賛者名、競走名、 協賛コメント掲載 ・実況アナウンサーによる、 協賛名、競走名、協賛コメント 読み上げ ・優勝騎手サイン入り ゴール写真プレゼント(1枚)(※) ・競馬新聞等にも競走名等掲載 ・馬券に競走名を印字 | ・協賛者と同伴者入場料無料 ・特別観覧席招待 (来賓席招待は当時停止中) ・競馬新聞1紙/1人プレゼント (上限6紙、来場時のみ) ・優勝騎手サイン入り ゴール写真プレゼント (1枚無料、追加500円/枚) ・出馬表に協賛者名、競走名、 協賛コメント掲載 ・競馬新聞等にも競走名等掲載 ・馬券に競走名を印字 |
手順概要 | 詳細は高知けいば公式サイトで 必ずご確認ください (→こちら) 実施希望日の30日前までに 高知県競馬組合へ電話で日程 の仮押さえ ↓ 仮押さえ電話の翌日までに 氏名、希望日、協賛目的、電話 番号を組合の専用メールアドレス へ電子メールで送信 ↓ 組合の受信完了5日以内に 組合から 登録(仮予約)完了の電子メール が送付される ↓ 完了メール送信日から3日以内に 完了メール記載リンクから 個人協賛競走の申込ページへ進み 必要事項を入力、送信 ※協賛者名・競走名・協賛コメント はここで入力 ↓ 最大1週間程度の確認期間を経て 組合から決定通知が電子メールで 送信される ↓ 通知送信から1週間以内に 決定通知の案内に沿って協賛金を 振込 ↓ 入金の翌日までに 所定事項を記載した入金完了の 電子メールを組合へ送信 ↓ 入金確認後 組合から受付完了の電子メールが 送信され手続き完了 ↓ 組合からメールで実施レースの 連絡 | 高知県競馬組合へ電話で日程 の仮押さえ ↓ 実施希望日の30日前までに 申込書を郵送かFAXで 組合へ提出 ↓ 組合から協賛金納付書送付 ↓ 競走実施日の20日前までに 協賛金を振込し手続完了 ↓ 組合から電話で実施レースの 連絡 |
申込可能数 | 1組につき1日1競走 | 1組につき1日1競走 |
新部分は高知けいば公式ウェブサイトの掲載内容を参考、掲載外部分は高知県競馬組合へ確認した上作成
※ゴール写真のプレゼントは後に行われなくなった模様です
今回のポイント
日程仮押さえ以外は全てネット上で完結
従来は電話で日程の確認をした後、申請書や納付書といった紙ベースでのやり取りが行われていました。
今回の見直しの最大のポイントは、最初の日程確保のみ従来通りの電話で行うものの、その後は電子メールとインターネット上の申込フォームへの入力で行うようになり、ほとんどの手続きが電子化されました。また、協賛金の納入も振込完了の事後報告をメールで行う形になったため、金融機関窓口での納付ではなく、手数料が安いネットバンキング等で済ませることも可能になっています。
ただし、従来よりやりとりが増えているため、手続きやその期限を忘れることがないようご注意ください。
ギリギリの30日前に申し込み、両者の全ての手続きが締切直前で行われた場合は完了が実施の1週間前頃までに迫るため、なるべく余裕を持たせて申込みをはじめた方が良いと思われます。近年は申込多数とのことなので、日程は早めに抑えましょう。
特典は一部整理
これまで特典としては前面に出ていなかった「実況アナウンサーによる、競走名、協賛コメント読み上げ」が明確に協賛特典の一つになりました。なお、従来あった特典のうち、現地観戦の際に受けられたものの一部が整理されています。
根幹部分に変更はない
協賛金1万円に変更はありません。また、協賛者名・競走名・協賛コメントの文字数制限にも変更はなく、申込フォームも文字数制限に対応した仕様で作られているとのことです。
1組が1日に申込できるレース数は1レース限り、1日の個人協賛の開催枠には限りがあるほか、重賞開催日やイベント開催日等の特定日には個人協賛が設定できない点も従来通りです。
審査基準
従来から「(申込)内容によっては実施できない」「企業や商品などの広告・宣伝とみなされる場合は企業協賛」「公序良俗に反する内容はお受けいたしかねる」等の注釈がついており、元々何でもありではありませんでしたが、今回の見直しに合わせて組合が協賛をお断りする審査の基準が明示されています。協賛する目的の例として示されている「ご家族、ご友人のお誕生日やお祝いなどの記念、想い出作り」であれば引っかかることはないかと思いますが、念のためご留意ください。
3.個人協賛競走申込書の審査について
下記内容については協賛をお断りさせていただきます。高知けいば公式ウェブサイト「高知けいば個人協賛競走実施要領」より引用(→こちら)
- 個人協賛において広告及び宣伝を目的とするもの。または、それとみなされると高知県競馬組合が判断するもの。
- 既存のレース名を使用するもの。
- 公序良俗に反するもの。もしくは、その恐れがあるもの。その他協賛者名、競走名及び協賛コメントとして公開することが不適当だと高知県競馬組合が判断するもの。
- 著作権等で保護された名称等を使用し、第三者の権利を侵害する恐れがあると高知県競馬組合が判断するもの。
おわりに
大きな改編となったのは申込方法であり、アナログだった部分がかなりデジタル化されました。協賛者側の申込にかかるコストはかなり軽減されるのではと思われます。
現地観戦時の協賛特典は少し整理されましたが、レース名やコメントの披露といった高知個人協賛の核心部分はこれまで通りです。
新方式に基づく個人協賛は早くて8月頃でしょうか。やって楽しむ、見て楽しめる高知の個人協賛が再開です。