(2024年 馬場状態 12/1まで) [良]19 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]22 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
レース編成・編成要領

「0組」?

現在サイクル毎の「レース編成状況」をお休みしていますが、ヒマを見て記録は取り続けております。そこからのひとネタ。
(2015/1/7 実際の出馬表が出た時点で記事を修正しました。)

高知競馬は1月から2月下旬までという比較的まとまった期間に渡り「週3回開催」が続きます。これに伴い、編成も3日間1サイクルがしばらく続くこととなり、1週間で完結する形に。これによって二走目戦がなくなり、やろうと思えば期間中ずっと連闘を繰り返すこともできてしまうのですが、連闘できない馬も当然います。出走手当ての引き上げもあってか在厩馬も増えたとはいえ、果たしてこの2ヶ月間出走頭数やレース数がどれだけ確保できるのかという点も今後気になるところではあります。ムリのない出走をお願いしたいところではありますが…。

で、第20サイクル(1/10~1/12)のレース編成状況が1/6に発表されたところ、今回は1週休んでのレースということもあって編成時点でお休みの馬はいつも程度。しかし3日間なので36レースしか組めないことからギッシリと編成されており、一走目なのにフルゲートをはみ出しているレースまである状況です(もちろん回避もあるので、実際には若干減ると推測されますが)。

そして、本則どおりに組んでは36レースでは収まりきらなかったようで、一走目には珍しく「B級とC1級」「C1級とC2級」「C2級とC3級(上)」でクラス混合戦が編成されています。で、そのレース名が

1/11 6R「C2-4C3-0混合」 9R「C1-3C2-0混合」 1/12 9R「B-4C1-0混合」
(サイクルが終わるとレース編成のページは消えてしまうので画像で残しておきます…)

「-0」ってなんだこりゃ(笑)。ゼロ組なんて組が作られていました。0組扱いなのはクラスの最上位から選抜・記者選抜にかかっていない馬のよう。

通常は最上位の組は1組で、こちらは特別競走の選抜ルールで出走馬が編成されているため、賞金は最上位だけど選抜されなかった馬は2組(最近2組も選抜の場合があるのでそのときは3組)となるのが通常であり、賞金は持ってても非選抜だと1組の馬よりは格下感があるのですが、上の級と一緒に走るから別格ということなのか、1組より前の「0組」とされていました。下位級の組だけど、上位級の対象組のすぐ下の組だという意味合いを出したかったんですかね…。(他場だと、笠松競馬では混合戦がある場合に1組が特別競走、2組が特選(普通競走だが賞金は若干高い)で固定されているようで、組数表示は上位級最下位組と下位級の通常編成の最上位をそのまま3組として、たとえば「B8C3混合」という表記がされていたりします。これも最初見たときは「なんで離れた組で混合戦してるの?と思ったりもしましたが)

番組編成要領上(6(12)(ア))では、『重賞競走及び特別競走を含め上位から順にアラビア数字(1,2,3・・・)で表記する。』とあるので、0組というのは本来有り得ないのですが、一走目のクラス混合自体レアケース(2010年くらいまでさかのぼるとあったようす…)だったということもあってか、番組編成の担当の方も頭を絞って敢えてこういう表現にしたんでしょうね…。いろいろ考えると意図は読み込めますが、実際出馬表に「C3-0」とか表記されたものを見るとどんな反応があるんでしょう。まあレース格で戦績比較をする人くらいしか気にしないかとは思いますが…。

で、1/7に3日分まとめて出馬表発表。するとレース名は…

1/11 6R「C2C3混合」 1/11 9R「C1C2混合」 1/12 9R「BC1混合」

組名が消えてクラスだけの表示に。0組は幻となりました(笑)。編成の作業上便宜的にダミーのような意味合いで0組とした、それをレース編成のページではそのまま表示したのが真相かなと。これによって編成要領の原則は守られました。
ただ、今回は混合対象となったクラスのうちC1とC2にはともに記者選抜が組まれており、組番号は賞金順編成より記者選抜の方が下のため、出馬表の組番号を集めるとC1は「1,2,4(記選),5(記選)」、C2は「1,2,3,5(記選),6(記選)」しかなく表面上は「C1-3」と「C2-4」が見当たらないということになります。…なかなかこういうのは丸く収まる表示方法ってないもんですね。

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