(2024年 馬場状態 4/21まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]6 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]14

高知競馬場アクセスガイド

(元記事)
「高知競馬場への無料送迎バス」(初回作成2014頃?)
「バスで長浜地区に出てから高知競馬場へ」(初回作成2015.5.10)
「長浜まで行かず団地南口で降りて高知競馬場へ」(初回作成2017.7.28)
「西回りルートで内の谷から高知競馬場へ」(初回作成2017.7.29) を統合再編

(更新)路線バスダイヤ改正に伴う更新

はじめに

「全国の競馬ファンのみなさん、こんにちは。」と橋口浩二アナウンサーが第1競走の発走前に必ず挨拶するように、インターネットをはじめ各種媒体で全国各地から高知けいばを観戦できるようになって久しく、各地から「いつかは本場に」という方もいらっしゃるかと思います。

高知けいばでは公式サイトにアクセス方法を掲載しているほか、「高知競馬場 アクセス編」という動画を製作して交通アクセスを映像でも紹介しています(YouTube高知けいば公式チャンネルでの投稿動画と、中継放送の開始から「モーニング展望。」の開始まで時間がある時に放映する場合あり)。

2014年版高知けいば公式アクセス紹介動画

この動画は2014年頃に製作されたもので、現状とは若干風景が変わっている箇所もありますが、基本的には各地から、

  • (JR)
    高知駅ー(無料送迎バス)→高知競馬場
  • (航空機)
    高知龍馬空港ー(空港連絡バス)→はりまや橋観光バスターミナルー(徒歩)→南はりまや橋バス停ー(無料送迎バス)→高知競馬場
  • (マイカー)
    高知自動車道高知IC→高知競馬場

の3パターンによるアクセスが紹介されています(高速バスの場合はJR高知駅→はりまや橋観光バスターミナルの順に通るため、上記のJR・航空機のどちらかのパターンに合流となります)。

公共交通機関を利用して高知に来た場合、この動画の内容に沿えば第1競走から最終競走まで高知けいばを1日堪能することができます。

これも踏まえつつ、各地から高知競馬場へ向かうルートをマニアックなルートも含めてご紹介したいと思います。(なお、レンタカーについては使ったことがないので省略しますが、高知駅近辺にも営業所がありますので各自で検索してみてください)

なお高知けいばからは、2022年10月にも高知駅からと高知空港からの新しいアクセス動画が公開されています。
(撮影自体は2019年12月末に行われたものです)

2019年版高知けいば公式アクセス紹介動画
高知駅編
高知空港編

アクセスの起点

JR高知駅(JR土讃線・高速バス・無料送迎バス発着点)

JR四国公式サイト「おでかけに便利な鉄道・バス情報 | 高知駅」→こちら

JR高知駅南口(2015.5.14撮影)

JRもしくは高速バスを利用すると到着するJR高知駅。2008年に高架化、並行して旧駅舎や地上駅時代に隣接していた車両基地である旧高知運転所の跡地を活用した区画整理も行われたことで駅周辺は整然とした雰囲気があります。一方で、高知の繁華街は駅の南のはりまや橋周辺で徒歩10分(800m程度)と少々離れています。

駅の改札外には喫茶店やイートインのできるパン屋、土産物屋があるほか、高架下にチェーンの居酒屋や中華料理店などがあります。また、コンビニも駅内と北口側にあるため、ふつうの飲食には困りません。

南口には「とさでん交通」の路面電車乗り場のほか、観光案内所やイベントスペース、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎の三志士の像などが展示されている「こうち旅広場」があり実質的な表玄関はこちら。

JR高知駅北口(2018.12.30撮影)

一方北口には「高知駅バスターミナル」があり、高速バスの乗降、高知競馬場への無料送迎バスの乗車もここからになります。

高知市を走る路線バスは基本的に「郊外~はりまや橋~郊外」という形で路線が設定され、高知駅に寄らない系統が比較的多いことから、高知競馬場へ直接向かう路線バスも高知駅周辺は経由しておらず、路線バスで直接競馬場へ向かう場合は一旦「南はりまや橋バス停」へ向かう必要があります(高知競馬場の近辺まで行く便は高知駅でも乗ることができます(後述))。

なお、高知駅とはりまや橋の間は路面電車、バスどちらを使っても運賃は200円ですが、歩いてもさほど苦ではありません。

高知駅前バス停(2017.7.23撮影)

経路上バスターミナルに寄れない系統や、南口サイドからの利用客のために、「高知駅前」というバス停も南口の道路を挟んだところにあります。「高知駅前」はのりばが2つありますが、歩道橋の東側のバス停(上の画像)には、バスターミナルに寄らずに競馬場の近辺まで行く便(後述の「W2」系統)が止まります。

はりまや橋観光バスターミナル(高速バス・空港連絡バス降り場)

高知市公式ホームページ「はりまや橋観光バスターミナル」→こちら

はりまや橋観光バスターミナル(2015.8.29撮影)

動画中では「はりまや橋バスターミナル」と紹介されていますが、正式には「はりまや橋観光バスターミナル」という名称で、2008年に開設。基本的に早朝深夜を除く空港連絡バスと高速バスの降り場となっています。屋根付き乗降場の趣ですが、待合室やトイレも設けられています。

西へ進むとすぐはりまや橋の交差点や大きなパチンコ屋のビル(かつては「高知西武」があった場所)が見えます。

観光バスターミナルを西へ進むと、ものの数分ではりまや橋交差点、左へ進めば競馬場へ向かうバスの乗り場である「南はりまや橋」バス停。高知市の中心ともいえる交通の要所で通行量も多い場所です。こちら側はパチンコ屋がそびえたっており、コンビニや土産物店等は道の向かい側という位置関係です。

デンテツターミナルビル前バス停(高速バス・空港連絡バス乗り場)

夜で見にくいですが、矢印付近にあります。そばには「はりまや橋サービスセンター」も(2014.6.15撮影)

一方、帰る際にはりまや橋から直接高速バスで帰ったり、空港へ向かう場合は、はりまや橋にほど近い「デンテツターミナルビル前」バス停から高速バス等が発車します。こちらは近くにコンビニがあるほか、そばにある「とさでん交通 はりまや橋サービスセンター」に待合スペースがあるためそこを利用することができます。

南はりまや橋バス停(路線バス、無料送迎バス停留所)

向う側には路面電車の桟橋線、その奥には四国銀行本店(2021.11.29撮影)

近くには高知駅~桟橋通五丁目の路面電車「はりまや橋」停留所(2015.8.29撮影)

路線バス利用時のメインになる南はりまや橋バス停は、はりまや橋交差点の南側にある屋根付きの停留所です。

路面電車の通る桟橋通は本数の多い横浜・長浜方面へのルートであることに加え、バスの車庫が路面電車の桟橋車庫前停留所近くにあるため、路面電車もバスも通過本数が多い区間です。が、その先の競馬場の近隣へ行くバスはまだあるものの、直接競馬場へ乗り入れるバスは土・休日限定で本数も限られています。
(路線バスは交通事情によって結構派手に遅れてくることもあるのでそのつもりで、でも乗り遅れると次は…という状況なので時刻は調べておきましょう。)

路面電車の「桟橋車庫前」電停でバスと路面電車の併走は終わりますが、この電停のそばにバスの「桟橋通五丁目」停留所があります。

路面電車は高知市内区間200円均一なので、路面電車に乗った後に高知競馬場へ路線バスに乗って行く場合、ここまで来ることで路線バスに乗る距離を短縮して若干交通費を浮かすこともできます。ただ、バスの本数が少ない上、路面電車も交通信号に従うことから意外と進んでいかないので、時間には余裕をもちましょう。(ここに無料送迎バスは止まりません)

この当時はとさでん交通の貸切バスでした(2016.7.24撮影)

画像は帰りの無料送迎バスが「南はりまや橋」バス停での下車客を下ろして少し進んだところ。無料送迎バスの「南はりまや橋」も路線バスと同じ「南はりまや橋」バス停で下車となります。位置的には行きの真向かいとほぼ言っていい場所です。

無料送迎バス

無料送迎バスとして走る高知駅前観光の観光バス

無料送迎バスは2022年10月1日の開催より運行再開となりました
(高知けいば公式サイトのリリース→こちら)

高知けいばが手配する無料送迎バスは「高知駅北口」~「南はりまや橋」~「高知競馬場」の区間で運行されており、往路は第1競走開始前に1便、復路は最終競走終了後に1便がそれぞれ設定されています。なお、年末年始等で場内においてイベントも開催される際には増便されることがあります。

かつての無料送迎バスは高知駅からの便だけでなく、高知市北部の一宮(いっく)や、高知市東部を経由して香南市赤岡南町、高知市西部を回って越知町や遠く須崎市までの便もあったものの、2008年度いっぱいで一度通年運行を全廃。当初は重賞開催日だけの運行に変更されたものの、高知けいばの緊縮財政と歩調を合わせるかのように大きなイベントや正月開催のみの運行と縮小されていきました。

売上の急回復に合わせて2013年4月28日から「香南市赤岡南町~JR高知駅~南はりまや橋~高知競馬場」で1往復の運行を再開、2014年度からは現在の「高知駅北口~南はりまや橋~高知競馬場」1往復として運行され、車のない地元ファンだけでなく旅打ちで高知けいばを観戦しに来た遠方からのファンにも便利な足として利用されていました。

ところが、2020年の新型コロナウイルス禍によって同年3月1日から無観客開催となったことにより、送迎バスも2月26日の運行を最後に運行を休止。さらに無観客開催が解除された後も感染予防、拡散防止の観点から実に2年半あまりにわたり運休が続いていましたが、2022年10月1日の開催より運行再開となっています。

運行ダイヤ

往路は第1競走前の「高知けいばの開門時刻」として設定されている時刻に高知競馬場に到着し、復路は最終競走発走時刻の20分後に高知競馬場を発車する設定が基本となっており、高知駅~高知競馬場の所要時間は30分となっています。
以前はレース数に応じて「高知けいばの開門時刻」が変動していたのですが、現在は薄暮開催以外、レース数に関わらず14時が「高知けいばの開門時刻」になっています。

その週の出馬表の発表日後には送迎バスの案内が高知けいば公式サイトにて発表されるほか、高知新聞に掲載される開催広告に掲載されますので、利用の際には必ずご確認ください。

のりば

高知駅北口

往復ともJR高知駅北口のバスターミナルが乗降場所(2018.12.30撮影)

往復とも高知駅北口にあるバスターミナルが乗降場所となります。往路は送迎バスの案内リリースにどの乗り場から発車するか毎回記載されています。

南はりまや橋(往路)

復路の降車は四国銀行本店付近にある路線バスの停留所です(2021.11.29撮影)

南はりまや橋は路線バスの停留所が乗降場所。往路は長浜方面(パチンコ店のビル側)の停留所から乗車、復路は反対の四国銀行のビル側の停留所で降車となります。

高知競馬場

往路の降車場所は競馬場の入場門の目の前(2022.12.28撮影)
復路の乗車場所は路線バスの停留所(2019.11.7撮影)

往路の高知競馬場降車場所は入場門の目の前にバスが止まります。一方、復路の乗車場所は入場門前ロータリーの一角にある路線バスの高知競馬場停留所となります。

路線バス

2013(平成25)年4月のゴールデンウィークから、高知競馬場へ行く無料送迎バスが往復各1本ずつ再開されましたが、往路は「高知けいばの開門時刻」に着くよう運行されており、これではちょっと競馬場の中をめぐっただけですぐに「モーニング展望。」がはじまってしまいます。

また、復路は最終競走の発走から20分後と21時を過ぎてしまう設定であり、送迎バスよりも早く着きたい、早く帰りたい場合にはどちらにしろ路線バスを利用することとなります。

高知競馬場乗り入れor競馬場北口下車(とさでん交通バス「T3」系統)

前面の経由地表示に「競馬場」の文字(2019.11.9撮影)
側面の経由地表示にも「競馬場」(2019.11.27撮影)
停留所は入場門ロータリーの出口側。無料送迎バス帰り便の乗車位置と同じです(2019.11.7撮影)

旧土佐電気鉄道や旧高知県交通等が統合して2014年10月に再スタートを切った「とさでん交通」は、複雑怪奇になっていたバスの運転系統の整理統廃合を随時進めていましたが、その過程で、2019年10月1日のダイヤ改正で需要が見込めるとの判断から(当時の高知新聞の報道より)、土・日・祝日ダイヤに限り、近隣を走っていた路線バスの運行経路を見直して高知競馬場への直接乗り入れが行われることとなり、同年10月5日(土)から開始されました。

かなり以前にも競馬場には路線バスが乗り入れていた痕跡があり、厳密には復活ということになります。

かつての痕跡。路線バスは来ないのにあった「競馬場」のバス停看板(2014.7.21撮影・既に撤去済)

競馬場へ向かうバスは現在「T3」(南はりまや橋~桟橋車庫前~横浜ニュータウン~南ニュータウン)の1系統だけ。前述の通り高知市の路線バスは「郊外~はりまや橋~郊外」で運転されていることから、現在は経路案内の一環で、はりまや橋を分界点として前と後でそれぞれの運転区間に応じた系統番号を付け、目的地へ行く系統番号さえ覚えていれば、それが表示されているバスに乗ればいいという仕組みになっています。

令和5(2023)年10月1日改正のダイヤでは、「T3」系統の出発地は2つあるものの、いずれもはりまや橋より西にある市内中心部を路面電車に沿って進み、はりまや橋交差点から南下するルートとなっています。
はりまや橋付近までは、(例)「Y2▶T3」といった形で2つ系統表示を並べて表示していますので、慣れれば南はりまや橋バス停まで行かずとも、そこより西の路面電車沿い(高知城、ひろめ市場等)で観光や飲食後、そのまま近くのバス停で「T3」と表示されたバスを捕まえれば高知競馬場へ直行することが可能です(初見にはタイミングが難しいですが…)。

とさでん交通公式サイト
「土・日・祝」16・横浜ニュータウン・蒔絵台・南ニュータウン線
時刻表→こちら
運賃表(「南ニュータウン三丁目」で見てください)→こちら

土・日・祝ダイヤでは、高知競馬場乗り入れを行う「T3」系統は上下8本となっており、約1~2時間に1本という状況です。また、競馬場に向かう便の初発の高知競馬場到着は12時09分、競馬場から出る最終便の高知競馬場発は19時25分になっています。

以前は「宇賀」の次は「競馬場北口」でしたが、土・日・祝のみ高知競馬場経由する形運転(2019.11.27撮影)
「競馬場北口」バス停(2016.5.4撮影)

一方、平日は高知けいばの開催日であっても競馬場への乗り入れはないため、競馬場の方向と反対へ進んだところにある「競馬場北口」バス停で下車し、ここからの徒歩となります(運賃は同額)。所要時間は約10分(約1キロ)。交差点にはローソンがあり、その先には高知競馬場の歓迎看板があります。一本道でまっすぐ進むだけではありますが、直接乗り入れに比べるとやはり遠い感はあります。

バスが進んだ道を戻ると高知競馬場の歓迎看板、横には「ローソン 高知競馬場前店」。あとはここをまっすぐ進むのみ。道は単純ですが、距離が…(苦笑)。
ひたすら一本道を進むと、やがて組合事務所や入場門の方向、開催日程を示す看板が現れます。もう少し。「入場門・無料駐車場」と書かれた看板の方向へ。
お疲れさまでした。高知競馬場の入場門に到着です。

ハビリセンターゆきで内の谷下車で徒歩(とさでん交通バス「W4」系統)

バスターミナルではなく、「高知駅前」バス停から乗車(2017.7.23撮影)
※画像の「W2」は現在土日祝の運行はありません

高知競馬場の北西に「内の谷」というバス停があり、ここには前述とはまったく違う「W4」系統のバスが通過します。(2022年10月のダイヤ改正で、従来のJAはるのゆき「W2」系統は土日祝の運転がなくなり、手前のハビリセンター止めとなる「W4」系統に置き換えられています)

こちらは高知駅バスターミナルは通らず、「高知駅前」バス停から路面電車に沿って下り、はりまや橋から一旦路面電車の伊野方面に沿って西へ進んだ後、上町二丁目で路面電車から外れて南下。山を越えて、南ニュータウンを巡回してから「ハビリセンター」に至るルートですが、南ニュータウンの巡回を終えた後に通る「内の谷」バス停で下車して道なりに歩くと、程なく「競馬場北口」バス停を降りて渡る県道に出ることができ、そこから徒歩で競馬場まで行くことが可能です。

途中こんな山越えルートなんかもありつつ…
「内の谷」バス停で下車
※画像の「W2」は現在土日祝の運行はありません
大きな道路の左を向くと道路標識に高知県競馬組合のシンボルマークが…こちらへ進む(歩道があるのでそちらを通りましょう)
歩くと3分ほどでもう視界に競馬場北口からでも見える高知市清掃工場やローソン
再び道路標識があったらそこでショートカット、右へ(まっすぐ行くと「競馬場北口」からの交差点に合流します)
広くはない道を道なりに(地元の車が結構通るので通行には気を付けてください)
田んぼ横をそのまま進むとどんどんスタンドが近づいてきて、競馬場の駐車場につながります

とさでん交通公式サイト
「土・日・祝」
13・鷲尾山トンネル~南ニュータウン・平和団地・ハビリセンター・春野庁舎・JAはるの線
時刻表(高知駅前は「金田橋」+4分)→こちら 
運賃表(「北本町三丁目」で見てください)→こちら

バス停から徒歩20分弱とややかかりますが、このルートの利点は朝早く高知競馬場に着けるという点。10時台の便に乗るとだいたい11時前には高知競馬場に着くことができ、場外発売を早くからやりたいとか、競馬場をじっくり見たい…という場合はこのルートが一番早いかなと思われます。なお、土・日・祝の終バスは18時台ですので帰りに使うメリットはありません。

長浜・桂浜ゆきで長浜からタクシー・徒歩
(とさでん交通バス「S2」「S3」系統)

現とさでん交通標準色車で走る「S2」長浜ゆき(2019.5.4撮影)

中心部からはりまや橋交差点で南下し、桟橋通を過ぎて住宅やロードサイド店舗などの商業地のある横浜地区、瀬戸地区を経て長浜に至る「S2」系統と近年増発された高知駅バスターミナルから長浜を経由して桂浜まで向かう「S3」系統。高知駅バスターミナルからの「S3」はほぼ毎時1本、「S2」「S3」系統が合流する南はりまや橋~長浜間では土・日・祝ダイヤでも毎時1~2本は確保されている本数の多い区間です。

とさでん交通公式サイト
「土・日・祝」
18・長浜線・桂浜線
時刻表→こちら 
運賃表→こちら

瀬戸(団地南口停留所)から

旧ブログではこの路線沿線の瀬戸地区の商業地の多い「団地南口」バス停で下りて歩くプランも挙げましたが、歩く距離が長いわりに行く前にバス停周辺で腹ごしらえなり買い物ができるというメリットくらいしかないような気がしますのでサッと流します。
なお、「団地南口」~「競馬場北口」間にはダイヤ固定で運賃200円の事前予約制乗り合いタクシー「はるちゃん号北ルート」というのも走っており、それを使うと多少歩く軽減にはなりますが…。
 高知市ホームページ「高知市予約(デマンド型)乗り合いタクシー」→こちら

長浜から

一方の「長浜」停留所。周囲は狭い昔ながらの街といった趣き。旧高知県交通時代から「とさでん交通」移管後もしばらくは営業所も持つ拠点のひとつでしたが、現在その機能は廃されています。ただ、引き続きここで折り返す便は多いことから車両の留置場所として運転上の拠点機能は残されています。

営業所時代からの建物は桂浜からの便の待合所として現在も使われているよう。(2017.6.18撮影)
そばにある車両留置場。長浜止めのバスは直接ここに入って下車となります。(2017.6.18撮影)
長浜始発便の乗客向けに別に新しい待合室が設置されていました。(2017.6.18撮影)

競馬場のある地名と同じ長浜ではありますが、競馬場は山の上。ここを利用する1つの利点として、停留所前の道をまっすぐ進むと常設のタクシーの待機場所があるためタクシーを利用しやすく、これを利用して競馬場まで行けるという点があげられます。市中心部から直接タクシーを使うと軽く片道2,000円を超えますが、ここから競馬場までなら1,000円前後で10分もかかりません。バスは高知駅バスターミナルから510円、南はりまや橋なら440円(記事掲載時点)のため、多少交通費が節約できます。

長浜バス停をまっすぐ下りるとタクシーの待機所(2014.7.21撮影)※現在は「土佐ハイヤー」の待機所になっているようです。

ちなみに、旧ブログではここから競馬場まで歩くというプランも紹介しておりましたが、路線バスの競馬場乗り入れがない頃に実践していたもので、このルートは途中から坂道になることもあって今は筆者もここを歩くのは気が進みません(苦笑)が、せっかくなのでルートは記録で残しておきます(約2.5キロ、所要約30分)。

タクシー(帰り)

無料送迎バスがない頃は、ナイター開催の帰りに路線バスを使う方法もなく、遠征組はタクシー頼みという状況でした。

タクシーを利用する場合、競馬場の入場門やスタンドの掲示板などに連絡先の番号が掲示されていますのでそこへ電話をかけて予約し、来てもらう形になります(送迎バスがない頃は最終競走終了後に客待ちしてるタクシーがいましたが、最近は見かけないような)。

(タクシー料金の目安はページトップの高知けいば公式サイト「交通アクセス」(→こちら)からご覧ください)

おわりに

新型コロナウイルス禍で2年以上休止されていた無料送迎バスが2022年10月より運転再開となったことで、県外からの旅打ちの皆さんも「一発逆転ファイナルレース」まで見て、無料送迎バスで市内に戻る手段が確保され、格段に行きやすくなったかと思います。

一方、行きは競馬場乗り入れ路線バスを使えば競馬場内をめぐる時間も作ることもできます。送迎バス再開後であっても一興にどうぞ。

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