(2024年 馬場状態 11/17まで) [良]18 [稍重→良]1 [良→稍重]1 [良→稍重→重]1 [稍重]19 [稍重→重]1 [重]19 [不良→重]1 [重→不良]2 [不良]33
レースライナー

[金沢・第41回読売レディス杯]アンティキティラ2着

2023年8月8日、金沢競馬場で行われた重賞競走「第41回読売レディス杯」(3歳以上牝馬・1500m、晴・稍重・出走頭数11頭)に、高知けいばからアンティキティラ(牝4・別府真司厩舎)が畑中信司騎手の騎乗で出走。好位からの競馬を進め、ゴール前では先頭に迫ったものの及ばず半馬身差の2着となった。

高知所属馬がこのレースで複勝圏入りとなったのは2019年に行われた第37回のスプリングガール2着以来。

アンティキティラ号(2023.6.17撮影)

レースは単勝5番人気に支持された北海道のクーファアチャラ(牝6・田中淳司厩舎・兵庫の田中 学騎手騎乗)が逃げ切りで勝利。1着賞金400万円を獲得した。

単勝人気では昨年のこのレースの覇者であるグランパラディーゾ(大井)が1番人気に推され、4月の「佐賀ヴィーナスカップ」優勝、園田「兵庫サマークイーン賞」2着と地方牝馬交流で連続連対のジュランビルが2番人気。2歳時に交流含め重賞4勝の地元エムティアンジェが3番人気となる。アンティキティラは昨年12月の地元A級戦以降勝ち星がないこともあってか、単勝6番人気となった。

前残り感のある馬場傾向の中、レースは数頭による序盤の位置取り争いを制したクーファアチャラが先手を取りアンティキティラが2番手。3番手以下は少し離れる。4コーナー前でクーファアチャラが少し後続を離すも徐々に後ろも追い上げて直線に。粘るクーファアチャラにアンティキティラが再び脚を伸ばし、追い込み勢も先頭めがけて殺到するが、クーファアチャラが粘り切り1着。アンティキティラは追い上げたグランパラディーゾにアタマ差まで迫られたが2着を確保。結果的には前々での決着となった。

クーファアチャラは父トランセンド、母クーファナイン。2020年JRAデビュー。2勝クラスから2022に北海道へ移籍。重賞は2022年の門別「第8回ヒダカソウカップ(H2)」以来の2勝目となった。通算成績はJRA8戦2勝、地方13戦3勝。

なお、アンティキティラは賞金112万円を獲得。高知けいばの番組賞金には金沢の競走として9割換算された、100.8万円が加算される。

(NAR「地方競馬情報サイト」掲載レース結果→こちら

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