(2024年 馬場状態 4/21まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]6 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]14
レース編成・編成要領

番組編成要領の一部改正

 平成29年9月26日に「平成29年度高知競馬番組編成要領」の一部改正が発表されました。(適用:平成29年9月21日)

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 今回変更されたのは「6.番組の編成について」の(4)競走馬の級区分で、ちょうど番組賞金の再計算が行われたタイミングに合わせて各級の番組賞金の範囲が変更されました。

            (旧)           (新)
一般格 A級   330万超         360万超
    B級   220万超~330万    250万超~360万
    C1級  130万超~220万    160万超~250万
    C2級   60万超~130万    100万超~160万
    C3級上  40万超~ 60万     60万超~100万
    C3級下     0~ 40万        0~ 60万
3歳        30万未満の3歳馬    30万未満の3歳馬
2歳        30万未満の2歳馬    30万未満の2歳馬

(注:9月21日よりそれまでの3歳格馬は一般格C3下へ編入されているため、現2歳馬が3歳になった時に再び3歳格が設置されることになります。)

 競走の賞金に変化はなく、格付けの番組賞金範囲だけが変更されており、永らく番組賞金60万までがC3だったのを改め、番組賞金100万までC3としたのが主の変更となっており、続いてC2の範囲が10万狭められたあとは、C1以上は範囲を変えず単純に下級の変動分だけ金額がかさ上げされた感じになっています。

 昨年12月の賞金増額でどんどん昇級していく馬が続出したのを踏まえて4月に大幅に格付けの範囲が見直されたものの、C3級だけは1走目を編成する週を分ける「上」「下」の区分が40万になっただけで(そもそも新年度に入ってからはC3級は全部後半週に1走目をやっており、「上」「下」で分ける意味がなくなっていたのに今気付きました(苦笑))、C2への昇級ライン60万は据え置きとなっていました。

 そのためか、開催が進むに連れてC3級の馬がポンポンとC2へ昇級し、C1、C2に比べるとC3が手薄な感じになっていました(賞金再計算前最後のサイクルではC3は4組+C2混合だけ、一方C2は8組とC1混合、C3混合、C1も8組とC2混合)。このあと3歳格(最後は4組編成)を卒業できなかった3歳馬がC3に加わるものの、それでも、通常下級から上級に向けてピラミッド型になっていくのが(用意するレース賞金の総額から考えても)理想なのに対し、現状は真ん中が分厚い状況となっていたため、C3の範囲を広げることでC3馬を増やし、調整した形となっています。

 これにより、賞金再計算後最初の編成となる第13サイクルはC3が一気に19組にまで膨張したのに対し、C2は8組、C1が6組、B級が2組とAB混合、A級も2組となり(ほか2歳戦2組、また今サイクルはレディスシリーズがあるため上位級はもう1組程度あると考えていいかも)、ひとまず企図したとおり在籍馬の級別配置頭数はピラミッド型に戻った形となっています。また、C3は「上」(1~8組)を前半週、「下」(9~19組)を後半週に行い、C3の1組戦も前半週に行う形に戻しています。

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