2023年10月7日(土)、10月8日(日)の高知けいばの出馬表が発表された。競走数は当初編成どおり、7日が11レース制、8日は12レース制で開催される。
準重賞競走
7日のメイン競走である4Rの準重賞競走「株式会社グランディール協賛 グランディールレディスシリーズ ミラク特別」(3歳以上牝馬・1400m)は当初編成通りの12頭フルゲートとなった。A級格付け4頭、B級3頭、C1級5頭による競走となり、クラス別の別定重量戦で行われる。
今年度の牝馬準重賞を2着、3着と堅実に走り、前走の「珊瑚冠賞」でも3着のジョウショーリードと、春の「スピカ特別」を制し、古馬オープンでも牡馬と互角の走りを見せるサノハニーの2頭が目立つ。6連続連対中の上がり馬で1キロ軽いミニョンのほか、近走好調な末脚を見せるモズゴールドメダルは2キロ軽い54キロでの出走となっており、斤量の有利さを繋げることができるか。
特別競走
先週に続いて、編成替え直後のため選抜戦・記者選抜戦は行われず、全て賞金順で出走馬が組まれているため、特別競走の出走馬が好成績馬とは限らない。また、降級馬も入り乱れているので馬柱で前走の出走レースのクラスをよく確認しておく必要がある。
7日10R「横倉山特別」(B-1・1600m)は編成からコパノカールトンが回避して10頭立てとなった。
復調感の見えるアポロテネシーは格上挑戦でのB級選抜勝ちで、今回も条件は据え置きとなっており負けられない所。A級降級で距離実績のあるパスポートチェック、前走でB級でも対応できる感を見せたシンギングロード、距離実績からヒロシゲペッパーも気にかかるところ。転入初戦プリーチトヤーンはJRA時の距離実績は十分だが近走が一息で、立て直されているかがポイントに。
8日のメイン、11R「オパール特別」(A-1・1400m)。当初から13頭編成されており、そこからスペルマロンとジョウショーモードが回避し11頭立て。
アメージングランは前走敗れたものの出足で躓いてのものであり、巻き返しは十分見込める。1400では堅実なダノンロイヤル、近走出色の末脚を見せるレベルスリーやマイペースに持ち込めた時のロイズピーク、復調感のあるアヴァンセもこれまでより人気は集めそう。
今週も「ファイナルレース」
今週も最終競走は賞金順編成レースとなりレース名も「ファイナルレース」となる。両日ともC3級下からであるが、最下組ではない。
7日の11RはC3-17の1400m戦。編成通りの12頭。
12頭中10頭が3歳馬という一戦で、好成績馬も複数いるため混戦ムードが漂うが、2頭いる古馬の片方、キングオブハーバーもここへきて安定しており、割って入る余地はありそう。
8日の12RはC3-18の1400m戦。こちらも編成通りの12頭フルゲート。
こちらは3歳馬が11頭おり、古馬はラインハイトのみ。やや絞れそうなメンバーになっており、基本的には3歳馬の争いとみることができそう。
騎手の騎乗状況
赤岡修次騎手は8日のみ騎乗予定が入っていない。