５月31日（火）に佐賀競馬場で行われた３歳重賞「第57回 ダービーウィーク2015 九州ダービー栄城賞」（四国・九州地区交流競走）に、高知競馬からはリワードヘヴン（雑賀正光厩舎／[佐]三村展久騎手騎乗）とフォアグリーム（別府真司厩舎／[金]畑中信司騎手鞍乗）が出走。３月に「土佐春花賞」を勝ち、５月には園田の中央交流にも挑戦したリワードヘヴンは単勝５番人気、一方先日の「黒潮皐月賞」で４着に入ったフォアグリームは単勝６番人気での出走となりました。
１番人気の地元キングプライドがスタートからハナを奪い、人気薄のコスモエポールが続く展開。リワードヘヴンは後方待機、一方フォアグリームは中団より前でレースを進める形となります。しかし、先頭２頭の勢いは衰えず、フォアグリームは２周目後半あたりで後退、代わってリワードヘヴンが徐々に位置を上げていきますが、先頭は遠いまま。結局キングプライドが逃げ切り、後半に勝負をかけた２番人気のマイネルジャストは５馬身差、その後ろは大差という結果となり、リワードヘヴンは４着。フォアグリームは８着という結果に終わりました。
本競走の４着賞金は２５万円。高知の番組賞金計算では、佐賀は70％換算となるため、17万５千円が番組賞金に加算されることとなります。これでリワードヘヴンはＢ級への昇級となりました。
リワードヘヴン 番組賞金 1,162,000+（250,000×0.7＝175,000）＝1,337,000（Ｃ１→Ｂ）
昨年は伏兵中の伏兵だった高知のオールラウンドがタイトルを奪ったものの、２年続けてとはならず。こうなると地元タイトルに向かうがどうかとなりますが、昨年と違い、今年は九州ダービー栄城賞から高知優駿までは約１か月の間隔が取られています。遠征の結果を踏まえて２頭は高知優駿に向けてどう動いてくるでしょうか。
