NARデータベースより、1頭の移籍が確認できました。2日続けて、昨年の重賞勝ち馬が新天地へと旅立っていきました。
(移籍)コパノエクスプレス(牡4 田中 守厩舎→佐賀・東 眞市厩舎) 最終番組賞金 3,299,000(A)
高知成績 10戦4勝(うち佐賀遠征1戦0勝)(通算23戦6勝)
☆「第17回黒潮菊花賞」(2012)、「第2回土佐秋月賞」(2012)優勝馬
2歳時にはデビューの地門別でフレッシャチャレンジ勝ち、南関東でも1勝を挙げた実績があり、春の転入時には3歳ながら既に古馬A級格付けの番組賞金での転入。初戦は5月のA-3。ここで4番人気ながら古馬A級馬相手に見事に転入初勝利を飾り、俄然注目を集めます。2戦目はいきなり佐賀に遠征し、「九州ダービー栄城賞」に挑戦しましたが4着。そして6月の「高知優駿」では1番人気に推されるも、最後のひと伸びが届かずまたも4着敗退。8月には古馬重賞の「建依別賞」にも挑戦するも、ここでは主戦の赤岡騎手がほかの馬に回ったこともあって奮わずと、当初の期待に応えられない成績が続きます。 9月の「安芸の野良時計特別」(A-3)で2勝目。1戦挟んでいよいよ秋の3歳重賞ラスト2戦。ともに2番人気にとどまるも10月の「黒潮菊花賞」で、最後の直線で持ち前の長い末脚を発揮し、ゴール前で差しきり勝ちを見せ念願の重賞初制覇。翌月の「土佐秋月賞」も勝ち、重賞2勝を飾りました。12月の大晦日には「高知県知事賞」にも挑戦しましたが8着に終わり、古馬オープン格との力の差は最後まで埋まらなかったまま、九州ダービーで涙を飲んだ地、佐賀へと移籍となっています。
(2014/1/10時点 高知競馬在籍馬 429頭)