NARデータベースより、2頭の退厩が確認できました。
(退厩)ラガーセント(牡5 宗石 大厩舎) 最終番組賞金 347,000(C3)
高知成績 55戦1勝(通算 62戦1勝(うち中央3戦0勝))
2012年10月に兵庫から転入。転入時の番組賞金は姫路で5着を1回取っただけで3,000円しかなく、C3の低いところからの参戦となります。高知でもまれに入着、ごくまれに2~3着という感じで、連闘での二走目戦も毎回のようにこなす感じで出走を重ねます。53戦目となる2013年11月の「一発逆転ファイナルレース」(C3-13記者選抜)で、ついにキャリア初勝利となります。が、秋以降は入着もなかなか果たせないという成績になっており、2014年1月のC3-6での9着が最終出走となりました。
(退厩)リワードシャンヴル(牡7 雑賀正光厩舎) 最終番組賞金 921,000(C1)
高知成績 68戦17勝(うち福山遠征4戦1勝、荒尾遠征1戦0勝、佐賀遠征1戦0勝、大井遠征2戦0勝)
(通算 75戦17勝)
当初中央で登録も未出走のまま抹消となり高知でデビュー。初戦となった2009年12月の2歳2で2着のあと、2010年元日の「元旦は高知競馬特別」(3歳2)で早くも初勝利。春までに1勝2着3回と冬場に休養期間はあれど上々の滑り出しを見せ、3歳シーズンは「荒尾ダービー」(荒尾・9着)、「九州ダービー栄城賞」(佐賀・3着)、「福山チャンピオンシップ」(福山・2着)、「ジャパンダートダービー」(大井・12着)、「黒潮盃」(大井・12着)と各地の3歳重賞戦線を次々と転戦という珍しいキャリアを積んでいきます(ただ、この年の高知競馬は一部馬主との問題が起きていた時期で、関係する馬の地元出走が一時できなったことと関係があったのかもしれません)。秋からは地元での出走や、福山遠征を行い、6連続連対2回、5連勝などの好走で2011年5月にはB級に昇級となりますが、ここで一旦大井へ移籍。高知、福山ではここまで一度も複勝圏内を外しませんでした。
大井ではC1で7戦し2着1回を含む3度の入着も勝てず。10月を最後に休養の後、2012年6月に高知へA級で復帰。しかし、ここでは家賃が高かったか勝てず10月に一旦B級へ降級も、ここではオール入着の後、11月の「土佐勤王の志士特別」(B-1選抜)を、人気薄ながら後方から一気に差しきって、1年半ぶりの鮮やかな勝利を魅せ、A級に復帰します。その後は、半年に一度の番組賞金再計算のたびに、過去の賞金が消えて降級するも、そこでは入着賞金で再昇級を繰り返す感じで、最後は2013年秋にはC3まで落ちるもまたC1へ戻るなど最後まで地力がある走りをみせていました。最終出走は2014年1月、C1再昇級初戦でもあった「ファイナルレース」(C1-6)の6着でした。
(2014/1/18時点 高知競馬在籍馬 431頭)