12月23日(祝・月)に行われる第19サイクルのA級。15日に前サイクルのA級1走目があったば かり。そして来週はまた高知県知事賞あり、第20サイクルのA級戦も組まれることから、知事賞目標の馬が果たして連闘…?。また、A級馬はさほど二走目に行く馬も多くない中、サイクルの都合とはいえ先週今週と連闘で来るのか…?と今日の枠順発表を確認すると、
A-1選抜 登録11頭→回避7頭→出走4頭
A-2 登録15頭→回避11頭→出走4頭
A-3記者選抜 登録12頭→回避5頭→出走7頭
という結果。これではA-1選抜とA-2は成立せず、この2レースは統合されて8頭立ての「1組」となりました。この1組はいつもなら「選抜」になるのですが、1組以外には組数が2組に繰り上がった記者選抜しか残っておらず、1組は「記者選抜以外の全ての馬」→「じゃあ番組賞金順じゃん」ということなのか、ただの1組となっています。
また、1組は特別競走。番組編成要領6(6)エには「転入後初出走となる馬については、重賞競走及び特別競走に選出しない」とあるものの、このレースの出走表には先週川崎から転入したばかりで、まさに転入後初出走のリバティバランスの名が。
実はこの馬、現在の番組賞金はファイアーフロート(8,715,000円)、グランシュヴァリエ(7,889,000円)に次ぐ3位の持ち金(7,070,000円)で、番組賞金順編成なら文句なしで最上位組。しかし、ふつうはこの要領の条項によって2組に回すことになるはずで、実際に編成時には2組でした。が、今回は「記者選抜」か「それ以外」になってしまい、まさか記者選抜の方にいれるわけにもいかず、ということで転入初戦から特別競走出走というパターン外が生じています。
また、編成時のA-1選抜には「馬産地日高協賛特別」、A-2には「与作街道(国道439号線)特別」とそれぞれレース名がついていましたが、A-2消滅で「与作街道(国道439号線)特別」が浮いてしまったため、メイン前の時間にずれた当初は名無しだったC2-5選抜に「与作街道(国道439号線)特別」の名がスライドされています。
なお、今週出走するA級馬のうち、「先週出走→今週出走→知事賞登録」はウォーターデュークとトーホウカイザー(以上1組)、サプライズ(2組)の3頭となっています。トーホウカイザーはまだ高知1戦なので、今後どういう使われ方になるのかは未知数ですが、サプライズはこれまでも二走目連闘を何度もこなしているのに対し、ウォーターデュークは初の連闘。果たして3連闘といくのでしょうか…。