(2024年 馬場状態 5/14まで) [良]8 [良→稍重]1 [稍重]8 [重]13 [不良→重]1 [重→不良]1 [不良]18
レース編成・編成要領

桂浜盃の追加開催と、26年度重賞の賞金増額発表

平成26年4月28日(月)には、春の恒例となった古馬マイル重賞「第5回福永洋一記念」が開催されますが、これに合わせて、当初公式発表になかったJRA交流競走「桂浜盃」の実施が発表されました(実は4月に開局するCS放送「地方競馬ナイン」の放送予定の中にフライングで桂浜盃の開催がネタバレしていたので、知ってる人は知ってたとは思うのですが)。競走条件は、「黒船賞」のときの「はりまや盃」と同じく、4歳以上のダート1400m戦。JRAは500万円以下条件、高知はB級以下格付け馬各6頭以下となっています。

「桂浜盃」は2000~2004年に開催されたあと、以降は高知競馬の賞金削減策もあってか開催休止。2011年、2012年に「福永洋一記念」とのセット開催で再開。昨年は開催されませんでしたので2年ぶりとなります。

ちなみに高知の条件交流競走を調べてみると、近年は「黒船賞」とセットで行われる「はりまや盃」は2000年にスタートし、こちらは毎年開催(ただし2011年は「黒船賞」と同じく東日本大震災の影響で開催中止)。また、「龍馬盃」というのも1996~2003年と2009年に行われています。交流競走としては「黒船賞」(第1回は1998年)よりも歴史が古く、第1号が1996年の「龍馬盃」ということになるようです。2000~2003年は「黒船賞」「はりまや盃」「桂浜盃」「龍馬盃」と中央交流が4競走もあったという時代があったんですね…。

さて、この「桂浜盃」の追加開催の関係で、一度発表されていた平成26年度の重賞・特別競走日程表が更新されて再度発表されています。

平成26年度 重賞・準重賞・特別競走予定(高知けいばオフィシャルサイト 2014/3/25高知けいば編成要領へリンク)

これによると、当初発表と比べ、古馬重賞と3歳重賞の1着賞金の増額が確認できました。引き上げは2年度連続です。

・古馬重賞は1着賞金100万円(今年度まで60万円) ※ただし高知県知事賞のみ引き続き150万円
・3歳重賞は1着賞金60万円(今年度まで40万円)
・2歳重賞「金の鞍賞」は1着賞金40万円(今年度まで30万円)←追記:2014.3.27 公式サイトで訂正として追加発表
※準重賞は1着賞金30万円のまま

古馬重賞は大きな引き上げとなり、大都市圏以外の他地区地方競馬の地元馬限定重賞とも遜色ないくらいの額にまで戻った形に。年度内すべての古馬重賞が1着賞金100万円以上となるのは、実に2002年度以来(それ以降は「高知県知事賞」と2003~2005年度のアラ系重賞「高知市長賞」、2003年度の「二十四万石賞」だけだった)となり、高知競馬の経営回復がまた1つ見える形で具現化されたといえるのではないでしょうか。

この時点ではまだ26年度の番組編成要領が出ていないのですが、普通競走・特別競走にも変化があるかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました